1.事業の趣旨

宇宙システムによるサービスは既に日常生活に定着し、我々の経済・社会活動の重要な基盤の一つとなっている。また、我が国の安全保障上の関心対象の広がりに伴い、宇宙システムの重要性が急速に高まっている。
このような中、我が国の宇宙活動の自立性を維持・強化するために戦略的に取り組むべき優先度の高い以下の（1）～（3）の研究開発及び技術開発課題について、それぞれ提案を公募する。
（1）宇宙機のデジタル化を実現するマイクロプロセッサ内蔵FPGAモジュールの研究開発
（2）衛星オンボードPPPの実証機開発
（3）高安定レーザーを用いた測位衛星搭載時計の基盤技術開発

2.決定までの経緯等

（1）公募の実施
令和5年4月7日（金曜日）～令和5年4月28日（金曜日）の期間に公募を実施しました。
（2）審査の実施
外部有識者（別紙）による、「宇宙開発利用推進費審査評価会」にて書面審査、討議を実施し、採択課題を決定しました。

3.審査結果の概要

提案件数：3件（各課題1件）
採択件数：3件（各課題1件）
 
（1）採択課題名：ナノブリッジ SoC FPGA-MPU 複合型宇宙用半導体モジュールの研究開発
機関及び研究代表者名：国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
（2）採択課題名：宇宙開発利用加速化戦略プログラム（衛星オンボード PPP の実証機開発）
機関及び研究代表者名：国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
（3）採択課題名：高安定レーザーを用いた測位衛星搭載時計の基盤技術開発
機関及び研究代表者名：国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

• 【別紙】宇宙開発利用推進費委託費審査評価会構成員名簿 (PDF:64KB)

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