1．事業概要

本事業は、これまで文部科学省が推進してきた気候変動研究をさらに発展させ、気候変動予測シミュレーション技術の高度化等による将来予測の不確実性の低減や、気候変動メカニズムの解明に関する研究開発、気候予測データの高精度化等からその利活用までを想定した研究開発を一体的に推進することで、気候変動対策（気候変動適応策・脱炭素社会の実現に向けた緩和策）に活用される科学的根拠の創出・提供を目指すものです。

2．審査の経緯

（1）公募の実施
令和4年2月7日（月曜日）～令和4年3月2日（水曜日）12時の期間に公募を実施し、4課題に対して各1件の提案がありました。

（2）審査の実施
別添に記載の外部有識者から構成される審査委員会にて書面審査、面接審査を実施し、実施機関を決定しました。

3．審査結果の概要

審査委員会での審査結果を踏まえ、実施機関を下記のとおり決定しました。

1．課題名：気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化（全球気候モデル）
実施機関（主管機関）：国立大学法人東京大学

2．課題名：カーボンバジェット評価に向けた気候予測シミュレーション技術の研究開発（物質循環モデル）
実施機関（主管機関）：国立研究開発法人海洋研究開発機構

3．課題名：日本域における気候変動予測の高度化
実施機関（主管機関）：一般財団法人気象業務支援センター

4．課題名：ハザード統合予測モデルの開発
実施機関（主管機関）：国立大学法人京都大学

• 【別添】「気候変動予測先端研究プログラム」審査委員会名簿 (PDF:82KB)

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