令和3年2月12日
このたび、令和2年度第3次補正予算「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)」の採択機関を決定しましたので、お知らせします。
研究機関等における基盤的及び先端的研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化を図るために、幅広い研究者への共用体制を構築している研究機関において、研究者からのニーズの高い、遠隔地からの研究や研究の自動化が可能な共用研究設備・機器の新規導入や、各研究機関等が保有している共用研究施設・設備・機器に対して遠隔利用や実験の自動化を推進するための設備・機器の追加(既存の共用研究施設・設備・機器の高度化等)を支援する。
(1)公募の実施
令和2年12月16日~令和3年1月18日の期間に公募を実施し、計113機関から提案がありました。
(2)審査の実施
外部有識者による「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)採択審査会」(別添1)にて書類審査を実施し、採択機関を決定しました。
(3)審査の基本的考え方
・113件もの多くの提案があったところ、公募要領に記載の「事業の実施方針」「共用体制」「事業の実施効果」「利用ニーズ」の4つの観点に基づき専門家の審査委員が審査。
・なお、審査委員の評価点に基づき、高評価の機関については、これら条件を満たす全ての設備が補助対象とされ、それに準ずる機関については、機関の応募書類に記載された優先順位を考慮しつつ残りの予算額を配分。
応募機関数:113機関
採択機関数: 40機関
採択機関名:
【国立大学:25】
北海道大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、筑波大学、東京大学、東京農工大学、東京工業大学、電気通信大学、新潟大学、長岡技術科学大学、信州大学、金沢大学、浜松医科大学、名古屋大学、名古屋工業大学、京都大学、大阪大学、岡山大学、広島大学、山口大学、香川大学、九州大学、琉球大学
【公立大学:1】
兵庫県立大学
【私立大学:4】
慶應義塾大学、早稲田大学、藤田医科大学、立命館大学
【高専:1】
奈良工業高等専門学校
【大学共同利用機関:3】
自然科学研究機構、高エネルギー加速器研究機構、情報・システム研究機構
【国立研究開発法人:4】
物質・材料研究機構、量子科学技術研究開発機構、理化学研究所、海洋研究開発機構
【一般財団法人:1】
総合科学研究機構
【公益財団法人:1】
高輝度光科学研究センター
(別添1)先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)採択審査会の委員名簿(PDF:52KB)
(別添2)先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)採択機関一覧(PDF:180KB)
科学技術・学術政策局 研究開発基盤課