「マテリアル先端リサーチインフラ」採択機関の決定について

令和3年3月4日

「マテリアル先端リサーチインフラ」の採択機関を決定しましたので、お知らせします。

1.事業概要

 近年、マテリアル研究開発では、データを活用した研究開発の効率化、高速化、高度化と、より難易度の高い課題に対応するために、研究開発環境を最先端化することが重要となってきています。また、文部科学省と経済産業省が令和2年6月に公表した「マテリアル革新力強化のための政府戦略に向けて(戦略準備会合とりまとめ)」においても、欧米中がマテリアルの研究開発を加速するためにデータ駆動型研究への積極的投資を進めていることや、ナノテクノロジープラットフォーム事業の優良な基盤を活用・高度化し、共用基盤を我が国全体として整備・充実していくことの必要性が指摘されています。その状況を踏まえ、我が国においてもデータ駆動型の研究開発をさらに加速するため、高品質なデータを産学官から効率的・継続的に創出・共用化するための仕組みと、そうした高品質なマテリアルデータを戦略的に収集・蓄積・流通・利活用できる仕組みを持つ、マテリアル研究インフラのプラットフォームを整備します。

2.採択機関

別紙1に掲げる機関の採択を決定しました。

【別紙1】「マテリアル先端リサーチインフラ」採択機関(PDF:42KB) PDF

3.決定までの経緯等

令和2年12月23日(水曜日)~令和3年1月13日(水曜日)の期間において、公募を実施し、計31機関からの応募がありました。その後、別紙2に記載の外部有識者から構成される審査委員会を開催し、書類審査及び面接審査を経て採択機関を決定しました。

【別紙2】マテリアル先端リサーチインフラ審査委員会 審査委員(PDF:40KB) PDF
 

(研究振興局 参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)付)