令和3年4月27日
文部科学省では、このたび「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト」について、下記のとおりFS実施機関の公募を開始いたしましたのでお知らせいたします。
令和3年4月27日(火曜日)~令和3年5月31日(月曜日)22時00分
近年、マテリアル研究開発の効率化・高速化・高度化が求められており、データやAIを活用した新たな研究開発手法や研究開発環境の本格導入など、研究のデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が高まっています。
このため、文部科学省では、従来の研究手法に加え、データサイエンス的手法を戦略的に活用することで革新的なマテリアル創出を目指す「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト事業」を新たに開始します。
本事業では、我が国において産業競争力が高く未来社会の実現に重要な役割を担うマテリアルの具体的な重要技術領域として、①高度デバイス機能マテリアル、②量子・電子マテリアル、③エネルギー変換マテリアル、④高度循環マテリアル、⑤極限機能マテリアル、⑥バイオ・高分子マテリアル、⑦ナノスケールマテリアル、及び⑧マルチマテリアルを定め、いずれかの領域に紐づく拠点を設置することを想定します。
令和3年度はFS期間とし、採択機関における次世代を担う研究代表者を中心に、(1)取り組む研究課題、(2)研究開発体制、(3)戦略的に取得するデータ群とデータ構造(フォーマット)設計、(4)マテリアル×デジタル人材の育成計画を、ワークショップなどを通じて検討・立案し、データサイエンスを戦略的に活用する観点を加えた研究方法論を具体化することを目的とします。
FS実施機関の公募開始から事業開始までのスケジュールはおおむね次のようになる予定です。
公募説明会を、5月6日(木曜日)15時00分からWeb会議システム(Webex)を活用して実施する予定です。出席を希望する場合は、4月30日(金曜日)17時00分までに、出席者の氏名、所属、電話番号、メールアドレスを、nanozai@mext.go.jpまで電子メールにて以下の件名で連絡してください。なお、公募説明会に出席しない場合でも、本事業への提案は可能です。
件名:「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト事業公募説明会申し込み」
※公募説明会は終了しました。内容については、公募説明会資料をご参照ください。
・Q&A集(2021年5月27日時点) (PDF:606KB)
※適宜更新いたします。
公募要領等の詳細については下記を御覧ください。
申請書類は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を通して提出期限内までに提出してください。郵送・持参・FAXによる申請書類の提出は受け付けません。
※申請書類について、一部修正箇所があったため、5月11日に差し替えています(様式7の誓約書)。
研究振興局 参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)付
メールアドレス:nanozai@mext.go.jp