1　選任された者

長谷川　眞理子（70歳）

2　前（現）職

国立大学法人総合研究大学院大学長

3　選任理由

　本法人の使命は、文化芸術の振興・普及活動に対する援助を行い、我が国古来の伝統芸能の保存と振興を図るなど、芸術その他の文化の向上に寄与することにある。
　そうした組織にあって、本ポストには、芸術文化に関する高度な知識及び経験を有し、人格高潔で高い倫理観を持ち、リーダーシップを発揮して中期目標を達成するための計画を確実に実施できる能力を有することが求められる。
　本件公募に対しては、15人の応募があり、選考委員会による書類選考で3人に絞られた候補者について、選考委員会が面接を行った上で、3人に対する評価を文部科学大臣に提示し、文部科学大臣が長谷川眞理子氏を選任したところである。
　任命理由は、同人が国立大学法人学長といった組織運営に関する上位の管理経験を有しており、高度な組織マネジメント力を有していると評価できるほか、文化芸術以外の異なる専門分野からの視点、気付きは新鮮なものであり、科学的バックボーンを有し、社会情勢の変化に応じた芸術文化の変化にも上手く対応できることを期待できることなどが、選考委員会による書類選考及び面接を通じて評価されたことによるものである。特に同人は、公的機関における人脈形成の実績、強力な情報発信力という強みをもっており、文部科学大臣も、新しい国立劇場の整備等に関する関係機関との円滑な連絡調整や、我が国の文化芸術の中核的拠点としての振興会の魅力・取組を内外へ発信する際に力を発揮できると大いに期待しているところである。

4　任期

令和5年4月1日～令和10年3月31日（5年）

5　選考委員会

選考委員会のメンバーの属性は以下のとおり
・大学教授　　　　1名
・弁護士　　　　　1名
・公認会計士　　　1名
・ジャーナリスト　1名
・団体役員　　　　1名
　計　　　　　　　5名
 

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