独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長の公募結果について

 文部科学省では、「独立行政法人等の役員人事に関する当面の対応方針について」(平成21年9月29日閣議決定)に基づき、独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長の公募を実施しておりましたが、このたび以下の者を選任いたしましたので、お知らせいたします。

1 選任された者

芦立 訓(62歳)

2 前(現)職

独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長

3 選任理由

 本法人の使命は、スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進を図り、国民の心身の健全な発達に寄与することである。
 そうした組織にあって、本ポストには、スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進に関する高度な知識及び経験を有し、リーダーシップを発揮して中期目標を達成するための計画を確実に実施できる能力を有することが求められる。
 本件公募に対しては、16人の応募があり、選考委員会による書類選考で2人に絞られた候補者について、選考委員会が面接を行った上で、2人の評価を任命権者である文部科学大臣に提示し、これに基づき、文部科学大臣が芦立訓氏を選任したところである。
 任命理由は、同人は、理事長就任後、大学院でスポーツ科学を自ら学びなおすなどスポーツ行政に携わる意欲が旺盛であり、文部科学審議官などのスポーツ行政における経験を経た知見・能力も十分であることに加え、業界団体がインテグリティを確保できるよう、透明性を維持しながらスポーツ振興に取り組む姿勢の重要性を示すなど、高い倫理観を有していることなどが選考委員会による書類選考及び面接を通じて最も高く評価されたことによるものである。特にセンターが抱える国立競技場の民間事業化や秩父宮ラグビー場のPFI活用による計画的な整備事業などといった重要課題への認識及び解決に向けた十分な能力・意欲を有しており、文部科学大臣もそうした能力と意欲に大いに期待しているところである。

4 任期

令和5年4月1日~令和10年3月31日(5年)

5 選考委員会

選考委員会のメンバーの属性は以下のとおり
・弁護士   2名
・公認会計士 1名
・団体役員  2名
 計     5名
 

 

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