1　選任された者

杉野　剛（61歳）

2　前（現）職

独立行政法人日本学術振興会理事長

3　選任理由

　本法人の使命は、科学技術・イノベーション基本計画など国の学術振興策を踏まえつつ、学術研究への助成、研究者養成への支援、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究、国内外の学術研究動向や諸外国の学術振興方策に関する調査・研究などを総合的に実施し、学術の振興を図ることにある。
　そうした組織にあって、本ポストには、中期目標・中期計画に基づき、強いリーダーシップを発揮し、法人の運営管理業務を総理するとともに、役職員の指揮監督、業務運営のマネジメント、コスト縮減のための取組、関係機関との調整を行うことが求められる。
　本件公募に対しては、12人の応募があり、選考委員会による書類選考で2人に絞られた候補者について、選考委員会が面接を行った上で、2人に対する評価を文部科学大臣に提示し、文部科学大臣が杉野氏を選任したところである。
　任命理由は、杉野氏が令和4年4月の理事長就任以降、振興会の課題等を的確に把握し、振興会の改革・改善に着実に取り組んでおり、次期中期目標・中期計画の実現を軌道に載せる意欲・能力を十分に有することが、選考委員会による書類選考及び面接審査を通じて高く評価されたことによるものである。特に博士人材の活用という国の課題も踏まえて、博士号を有する職員を増やすなど組織体制の充実に大胆に取り組むという意欲を示していることから、文部科学大臣もそうした熱意に大いに期待しているところである。

4　任期

令和5年4月1日～令和10年3月31日（5年）

5　選考委員会

選考委員会のメンバーの属性は以下のとおり
・弁護士　　　1名
・公認会計士　1名
・団体役員　　3名
　計　　　　　5名
 

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