独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長の公募結果について

1　選任された者

芦立　訓（60歳）

2　前（現）職

前　文部科学審議官

3　選任理由

　本法人は、スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進を図るため、スポーツの振興に関する様々な業務を行うとともに、学校の管理下における児童生徒等の災害共済給付等に関する業務を行っている。
　そうした組織にあって、本ポストには、我が国におけるスポーツの振興の中核的拠点としての使命をより一層効率的かつ効果的に推進することが求められ、スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進に関する高度な知識及び経験を有し、リーダーシップを発揮して中期目標を達成するための計画を確実に実施できる能力を有する者が求められている。
　本件公募に対しては、６人の応募があり、選考委員会による書類選考で２人に絞られた候補者について、選考委員会が面接を行った上で、最も高い評価を得た者と他の候補者に対する評価を任命権者である文部科学大臣に提示し、これに基づき、文部科学大臣が芦立訓氏を選任したところである。
　任命理由は、公的機関やスポーツ行政における豊富な管理・運営の経験を有し、スポーツの振興についての実情理解など、職務内容書で必要とされる能力、経験が十分にあることに加え、現場との対話を重視し、組織内の交流を図りながら中期目標・中期計画の達成に向けて役職員一体となって取り組むという強い熱意などが、選考委員会による書類選考及び面接を通じて最も高く評価されたことによるものである。特に同人は、民間や国の機関のみならず、オリンピック関係において、外国の関係機関や重要人物との人的ネットワークを有し、それらの関係機関との調整交渉能力にも長けているという強みをもっており、文部科学大臣もそうした能力と情熱に大いに期待しているところである。
 

4　任期

令和3年1月1日～令和5年3月31日

5　選考委員会

選考委員会のメンバーの属性は以下のとおり

• 公認会計士 　　１名
• 弁護士 　　　　　１名
• 大学教授　　　　１名
• 団体役員　　　　２名

　　　　　　　　　　 　計　 ５名