「南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト」企画提案書の採択、代表機関の決定について

令和7年8月1日

このたび、「南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト」企画提案書を採択、代表機関を決定しましたのでお知らせします。

1.事業の目的・概要

 本事業では、南海トラフ地震等海溝型巨大地震などによる災害に関して、「南海トラフ地震の評価手法高度化と日本海溝等の他地域への展開」及び「広域連鎖災害への事前対策の加速」を柱に、自然科学(理学・工学等)と人文・社会科学の知を結集した地震防災研究を推進することで、令和6年能登半島地震における連鎖災害による影響の長期化の教訓も踏まえ、人命の保護、発災時の被害最小化、経済社会の維持、迅速な復旧・復興という国土強靭化の基本目標達成を目指すことを目的として、研究課題「南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト」の公募を行った。

2.公募状況の概要

公募期間:令和7年4月22日(火曜日)~令和7年5月22日(木曜日)
応募件数:1件

3.審査結果の概要

外部有識者により構成された「南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト」審査委員会における審査を踏まえ、以下の代表機関を決定した。
採択件数:1件

代表機関名:国立研究開発法人海洋研究開発機構
企画提案書概要:
・南海トラフや北海道・三陸沖等における地震活動や地殻変動を即時的により精度良く把握するとともに、ゆっくり滑りの推移評価のための手法を開発する。
・地震・津波・土砂災害・液状化などの連鎖複合災害リスク情報の高度化を図るとともに、レジリエンス評価手法の確立や地域防災力強化を目指す。

お問合せ先

    研究開発局地震火山防災研究課

(研究開発局地震火山防災研究課)