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「もんじゅサイトに設置する新たな試験研究炉の概念設計及び運営の在り方検討」の公募の採択機関の決定について

令和2年11月10日

 このたび「もんじゅサイトに設置する新たな試験研究炉の概念設計及び運営の在り方検討」の公募の採択機関の決定について、公募及び所要の審査を経て採択機関を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.事業の趣旨

 平成28年12月の原子力関係閣僚会議において、「もんじゅ」の取扱いに関する政府方針が決定され、将来的に「もんじゅ」サイトを活用し、新たな試験研究炉を設置することで、我が国の今後の原子力研究や人材育成を支える基盤となる中核的拠点となるよう位置付けることとされた。
 また、近年の我が国の試験研究炉の状況を俯瞰すると、施設の高経年化が進むとともに、新規制基準への対応等により、これまで通りの運用が困難な状況になっている中、多くの試験研究炉が廃止の方針となっている。結果、東日本大震災後は運転再開した試験研究炉は4施設のみであり、加えて、その中でも特に多くの利用者が存在する京都大学のKURに関しても、2026年以降の運転継続は困難と見込まれる状況である等、我が国の研究開発・人材育成を支える基盤がぜい弱化している状況である。
 このような中、文部科学省では、平成29年度から令和元年度まで、「もんじゅ」サイトにどのような試験研究炉を設置するか等に関する調査を実施した。調査では、「もんじゅ」サイトの地理的状況を考慮のうえ、具体的なスペックや建設コスト、ニーズ、利用用途等が検討され、候補となる試験研究炉の炉型(中出力炉、低出力炉、臨界実験装置等)が整理されるとともに、試験研究炉の運営体制が検討された。
 更に、これらの調査結果を踏まえて、文部科学省に設置された原子力科学技術委員会原子力研究開発・基盤・人材作業部会で炉型の絞り込み等に関して議論がなされた結果、西日本における原子力分野の研究開発・人材育成の中核的拠点としてふさわしい機能の実現、地元振興への貢献の観点から、「もんじゅ」サイトに新たに設置する試験研究炉として、中性子ビーム利用を主目的とした中出力炉が最も適切であるとの方向性を示した。また、今後の検討の進め方として、「試験研究炉の着実な設計・設置・運転」、「幅広い関係機関が利用出来るような試験研究炉の運営」、「地元関係機関との連携構築」の3つの観点において知見・経験・能力を有する少数の研究機関・大学が、適切な役割分担のもと連携した体制を構築し、これを中核的機関として位置付け、概念設計及び運営の在り方検討を実施することが適切とした。
 今後の取組として、令和2年度中に概念設計を着手し、令和4年度中に詳細設計の開始を予定している。本事業は、詳細設計の段階に移行するまで、複数年度(3カ年度)にわたり、上述の3つの観点を有する少数の研究機関・大学が適切な役割分担のもと連携し、これらの機関が中核的機関となって、概念設計及び運営の在り方について、一体的に検討を進めていくものである。

2.公募期間及び提案件数

 令和2年9月18日(金曜日)から同年10月19日(月曜日)までの間、公募を行った結果、1件の提案書の提出を受け付けました。

3.決定した採択機関

外部有識者(別紙1)で構成される審査委員会での審査結果を踏まえ、採択機関を別紙2のとおり決定しました。

お問合せ先

研究開発局原子力課
メールアドレス:genshi@mext.go.jp

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