令和2年度新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)の公募について

令和2年2月19日

文部科学省は、令和2年度「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の公募を開始します。

 1.事業の目的

平成28年5月に開催のG7倉敷教育大臣会合で採択された「倉敷宣言」、平成30年9月に開催されたG20教育大臣会合及び令和元年7月に開催されたG7教育大臣会合において、G7・G20各国間での教育に関する理念・課題の共有や国際協働の重要性が確認されました。これを踏まえ、諸外国の豊かな経験を相互に学び合い、教育分野における諸外国との関係強化を図ることにより、多様化する教育課題に対する教育実践の改善に資するため、本事業を実施します。

2.事業の概要

本事業では、「倉敷宣言」、「G20教育大臣宣言」及び「G7教育大臣宣言」において取り上げられた教育課題について、諸外国の先進的な取組を事前調査の上、初等中等教育機関の教員を当該国(複数国も可)に短期に派遣して、経験や課題を相互に学び合うための教育実践活動や現地教員との交流及び現場体験に基づく国際比較研究を実施します。また、報告会の開催や報告書等の作成を通じ、成果普及を行います。
なお、事業テーマは、以下のものとします。

(1)Society5.0時代に向けた教育

<プロジェクトの一例>
・創造的問題解決能力の育成
・ICTや先端技術を活用した効率的な学びの在り方
・ICTを活用した校務の効率化
・情報活用能力の育成

(2)インクルーシブ(包括的)で公平な教育

<プロジェクトの一例>
・日本での通級による指導(特別支援教育)の在り方
・ICT機器を活用した特別支援教育
・2E(twice exceptional二重に特別な)の児童生徒への教育の在り方
・男女平等と女性の社会的地位向上に資する学校教育
・学校立地地域と異なる文化的バックグラウンドを持つ発達障害の可能性がある児童生徒への支援に関する海外比較研究

3.事業規模、実施期間及び採択数

(1)事業規模:1件当たり1,250万円程度
(2)実施期間:契約締結時から、令和3年3月31日までの期間で設定する。
(3)採択予定件数:4件程度(採択件数は審査委員会が決定する)

4.スケジュール

(1)公募開始:令和2年2月18日(火曜日)
(2)公募締切り:令和2年3月19日(木曜日)12時必着
(3)審査:公募締切りから1~2か月程度
(4)委託決定及び事業計画書の提出:令和2年4月下旬~5月上旬頃

5.公募説明会

令和2年3月3日(火曜日)11時~12時
文部科学省12階国際課応接室
※事前申込不要
※公募説明会への参加は応募にあたっての条件ではありません。
※公募説明会での個別の質問等の内容については、後日、本ページにて適宜周知します。
公募説明会におけるQA(PDF:40KB)

6.公募要領等

詳しくは以下の公募要領等を御覧ください。

お問合せ先

大臣官房国際課

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