三鷹市立第六小学校を末松大臣が視察

11月18日(木曜日)
教育

  11月18日、末松大臣は三鷹市立第六小学校を視察に訪れました。

  三鷹市では、「地域とともにある学校づくり」に積極的に取り組んでおり、学校と保護者だけでなく、地域の皆さんの声を学校運営に反映させる「コミュニティ・スクール」という仕組みを全ての学校で導入しています。
  第六小学校ではこの仕組みにより、地域の皆さんの協力を得て学習支援や体験プログラム、スポーツ活動などを行っています。

  同校を訪れた末松大臣は、最初にタブレットと動画を活用した小学6年生社会科の授業や、リサイクルを体験的に学ぶ特別支援学級の社会科の授業などを視察しました。

  そして放課後になると、同校の教室や図書館、校庭などで行われる放課後子供教室(「地域子どもクラブ」、「地域未来塾」)を視察しました。「地域子どもクラブ」では、3年3組の教室が活動に適した配置に転換され、子供たちが様々な遊びをしていました。また、「地域未来塾」では、地域の方や学生たちが子供たちの学習を熱心にサポートしていました。

  この度の視察では、貝ノ瀨教育長、藤原校長先生、先生方のほか、コミュニティ・スクール運営に携わる地域の皆さんにも多くお集まりいただき、地域と学校の連携・協働について意見交換を行いました。
  コミュニティ・スクール委員の方々からは、
「教職員の負担を軽減し、子供たちの成長を支えるために地域と学校がより連携していきたい」
「子供の意見も取り入れるなど、子供と大人が一緒に取り組むコミュニティ・スクールをつくっていきたい」
など、コミュニティ・スクールで今後取り組んでいきたいこととして、具体的なお話を伺うことができました。

  末松大臣は、地域の方が学校の役に立ちたいと思うことは自然なことで、その関わりが学校だけではなく地域がよくなることにつながると、コミュニティ・スクール委員の皆さんへ話しました。そして、
「コミュニティ・スクールは法律に基づく大事な仕組みです。学校を地域に開いていくことが大事であると改めて感じました」
と視察の感想を述べました。

小学3年生の外国語の授業

特別支援学級のリサイクル体験授業

CS委員と意見交換

放課後に開放された教室で遊ぶ児童たち

放課後に開放された図書館で勉強する児童たち