令和3年度 地方教育行政功労者表彰式
都道府県、市町村教育委員会関係者183名に対して表彰

10月27日(水曜日)
教育

  文部科学省では、地方教育行政功労者表彰として、各都道府県や市町村の地方教育行政において功労が特に顕著な教育委員会の教育長、教育委員に対して文部科学大臣表彰を行っています。

  10月27日、末松大臣が出席し、表彰式を執り行いました。
  今年度は都道府県・指定都市教育委員会関係者38名、市町村教育委員会関係者145名の計183名に対して表彰を行い、代表者5名に大臣から表彰状が手渡されました。

  末松大臣は挨拶で、受賞された皆様の長年の御尽力に対して「子供たちが予測不能な未来社会を自立的に生き、しっかりと社会の一員となるため、学校現場で懸命の教育を進めていただいた」と敬意を表しました。
  さらに、「令和の日本型学校教育」の実現に向けて、「教育行政の最前線である教育委員会の皆様としっかり連携・協力して、日本の将来のために共に歩んで行きましょう」と述べました。

  受賞者を代表して挨拶された小平忠孝さん(岩手県教育委員会委員)は、受賞の喜びを述べるとともに、任期中に発生した東日本大震災について、「子供たちは自らの命のみならず、家族や地域の人々を救うために、そして、生活を守るために献身的な働きをしました」と当時の子供たちの様子を振り返りました。
  そして、「急速な社会情勢の変化に対応し、新たな時代に求められる資質・能力を備え、世界で活躍する人材育成を可能とする教育環境が更に充実するよう期待しております」
と、今後の日本の教育への思いを話されました。

岩手県教育委員会 小平忠孝 氏

京都市教育委員会 星川茂一 氏

栃木県小山市教育委員会 福地尚美 氏

千葉県白子町教育委員会 大多和直樹 氏

沖縄県宜野座村教育委員会 上原秀幸 氏