戸田東小学校・戸田東中学校(埼玉県)を末松大臣が視察

10月15日(金曜日)
教育

  10月15日、末松大臣は、埼玉県にある戸田市立戸田東小学校・戸田東中学校を訪問しました。

  戸田東小学校・中学校は、一つの施設で小学校1年生から中学校3年生までの子供たちが学習している施設一体型の学校です。1人1台端末を活用したICT教育の取組が進んでおり、各学年におけるICTを活用した授業の様子を視察しました。
  端末を活用したプロジェクト型学習(PBL:Project-based Learning)の授業では、子供たちは、タブレット型ノートパソコンを使って思考の可視化を行うとともに、即座にそれぞれの意見を共有し、グループでの合意形成や課題解決などにつなげていました。また、遠隔システムの活用により外部の講師と意見交換をする様子や、3Dプリンターを活用して自作のデザインを形にするなどの様子が見られ、大臣から児童生徒に対して、これらの活動についての質問がありました。

  その後、戸田市教育委員会の戸ヶ﨑教育長から、戸田市が進めているICTの活用、プロジェクト型学習、学校における働き方改革などの教育改革の現状と課題について御説明いただきました。
  また、小髙校長先生(戸田東小)、鈴木校長先生(戸田東中)や教職員の方々と、小学校における高学年の教科担任制、小中連携、働き方改革、ICT活用等について意見交換しました。

  視察後に末松大臣は、1人1台端末により、様々な子供たちが同じスタートラインに立って、主体的に授業に参加できていることや、先生が子供たちの考えていることや学習の進捗状況などを端末の情報を通して把握するなど、ICT活用を進めていくことのメリットを改めて感じたと述べました。そして、
「文部科学省が進めるGIGAスクール構想について、更に充実を図っていきたい。」
と意気込みを語りました。

1人1台端末を活用した授業の様子
(左から:戸ヶ﨑 戸田市教育委員会教育長、末松大臣、菅原 戸田市長)

3Dプリンターを活用した授業の説明
(中央:小髙 戸田東小学校校長)

3Dプリンターを活用した授業の説明

教職員の方々と意見交換