東京パラリンピックで銀メダルを獲得したトライアスロンの宇田選手が萩生田大臣を訪問

9月7日(火曜日)
スポーツ

  7日、東京パラリンピックのトライアスロンで銀メダルを獲得した宇田秀生選手と日本トライアスロン連合の大塚眞一郎専務理事が大会の報告に萩生田大臣を訪問されました。

  パラリンピックのトライアスロンは2016年のリオ大会から採用され、宇田選手は初出場にして同競技日本勢初のメダル(銀メダル)を獲得されました。

  宇田選手は、たくさんの方の応援と支えの上でできた大会だったと話されるとともに、
「レースを通して、スポーツの持つ力をすごく感じられた大会でした。また、この大会をきっかけにパラスポーツがどんどん広がっていくといいなと思います」
と述べられました。

  大塚専務理事は、宇田選手が銀メダル、そして米岡聡選手が銅メダル獲得と非常に素晴らしい選手育成・強化ができたことに対して、これまでの文科省、スポーツ庁のサポートに感謝を述べられるとともに、日本トライアスロン連合はオリンピックとパラリンピック両方を統括しており、コロナ禍で厳しい状況下でも、組織委員会と協力しながら競技運営をしっかり行うとともに、選手強化も一体となってしっかり進めていくことができたことを報告されました。

  萩生田大臣は、選手の強化については、東京大会で終わりではなく、これからもきちんと予算を確保して支援していくと決意を述べるとともに、一つの団体がオリンピックとパラリンピックの両方を統括する意義についても述べました。
  また、今大会一過性のものではなく、まさにこれから真のパラスポーツの良さを広めていきたいとし、宇田選手に、母校や地元等で宇田選手の話が聞きたいという声があったら、子供たちにパラスポーツの魅力や障害を乗り越えて今日があるパラアスリートの皆さんの素晴らしさを是非行って直接伝えて欲しいとお願いしました。
  それに対して、宇田選手は「すぐ行かせていただきます」と答えてくださいました。