萩生田文部科学大臣がイタリアと米国を歴訪、G20研究担当大臣会合に出席

8月30日(月曜日)
教育、科学技術・学術

  萩生田大臣は、8月5日から8月12日までイタリア及び米国を訪問しました。

  イタリア・トリエステでは、G20研究担当大臣会合に出席し、コロナ禍により加速した高等教育や研究の分野におけるデジタルトランスフォーメーションへの対応について議論を行いました。
  萩生田大臣からは、①研究施設のリモート化・スマート化や、次世代情報インフラの整備など、研究のデジタルトランスフォーメーションに向けた取組、②大学における遠隔教育のための環境整備や、対面授業とオンライン教育を効果的に組み合わせたハイブリッド型教育等の推進、③10兆円規模の大学ファンドの創設などについて紹介し、各国と知見を共有しました。
  また、議長国イタリアのメッサ大学研究大臣、前議長国であるサウジアラビアのハマド教育大臣らと対面で意見交換を行いました。

  次いで訪問した米国・ハワイ州では、「えひめ丸」事故慰霊碑の訪問、ホノルル補習授業校関係者との懇談、すばる望遠鏡やTMT(30m光学赤外線望遠鏡)建設予定地のあるマウナケア山頂域の視察、ハワイ州知事との会談を行いました。

  今回の出張の成果を、今後の文部科学行政に最大限活かしてまいります。

萩生田大臣と議長国イタリアのマリア・メッサ大学研究大臣

G20研究担当大臣会合の様子

「えひめ丸」事故慰霊碑に献花する萩生田大臣(右から二人目)

すばる望遠鏡とTMT 建設予定地のあるマウナケア山頂域を視察する萩生田大臣

ハワイ州のイゲ知事夫妻と萩生田大臣(右から二人目)