IBM社製商用量子コンピュータの稼働開始セレモニーに萩生田大臣が出席

7月27日(火曜日)
科学技術・学術

  東京大学は、IBM社製のゲート型商用量子コンピュータ「IBM Quantum System One」を同大学と企業連合体が連携した量子コンピュータ利活用拠点にアジアで初めて設置しました。7月27日、川崎市で利用開始のセレモニーが行われ萩生田大臣が出席しました。
  量子コンピュータを含む量子技術は、これからの我が国及び世界の経済や産業、安全保障を大きく転換させる可能性を秘めた革新技術です。
  令和2年7月には、東京大学を中心に、慶應義塾大学、IBM、国内の東京大学が中心となり、ユーザー企業も参画する「量子イノベーション・イニシアティブ協議会(QII)」が発足しました。また、本年4月の日米首脳共同声明においても「量子科学の研究及び技術開発における協力を深化すること」に合意しています。

  萩生田大臣は挨拶で、
「量子技術に関する国家間・企業間の競争が急速に激化しており、「量子イノベーション・イニシアティブ協議会(QII)」を核に官民が一体となり、量子技術の社会実装で世界をリードしていかれることを期待しています」
と述べました。