7月23日、いよいよ東京オリンピック競技大会が開幕しました!開会式に先立ち、萩生田大臣は、式に合わせて来日された各国のスポーツ担当大臣と2国間会談を行いました。
23日は、2024年パリオリンピック・パラリンピック競技大会を控えているフランスのブランケール大臣をはじめ、トルコのカサプオール大臣、オーストラリアのコルベック大臣、ブラジルのホマ大臣、エジプトのソブヒ大臣とそれぞれ会談を行い2国間のスポーツ分野における協力関係の強化等について意見を交わしました。
萩生田大臣は、各国大臣の来日に感謝を伝えるとともに、
「東京大会は、単なるスポーツの大会という枠を超えて、人類の連帯と団結を表すシンボルとして、コロナ禍において世界中の人々が新たな光を見出すきっかけとなればありがたい」
と話しました。
フランスのブランケール大臣はフランスにおいて現在、スポーツと教育を関連付けて進めることに重きを置いているとし、日本の教育においてどのような形でスポ―ツに取り組んでいるのか学びたいと話されるなど、スポーツと教育分野の関係の深化について意見を交わしました。
また、今回、オリンピックを会場で観られなかった日本の子供たちに、2024年のパリ大会をパリの会場で観戦する機会を与えてくれるようお願いしました。
翌日以降も2国間会談を予定しています。
また、2国間会談後、萩生田大臣は、オリンピック開会式に参加するために各国から来日されているスポーツ担当大臣の方々を歓迎するための行事を行い、冒頭の挨拶において、スポーツとオリンピックの力によって今の困難を乗り越えられることを世界に発信したいと述べました。
また、東京大会に向けたスポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」によって、世界の204か国・地域の1200万人以上の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを届けてきたことを述べました。