萩生田大臣が小学校の社会科の授業でオンライン授業特別講師に(山梨大学教育学部附属小学校編)

7月15日(木曜日)
教育

  7月15日、萩生田大臣が、山梨大学教育学部附属小学校の社会科の授業にオンライン特別講師として参加しました。 これは、GIGAスクール構想の下、一人一台端末整備が進み、ICT環境を活用してできる活動を推進しようと行われたものです。

  大臣が特別講師を務めたのは、6年生3クラス96人の社会科「ともに生きる暮らしと政治」の授業です。子供たちは、「国会・内閣は私たちの生活にどのように関わっているのか、インタビューをもとに様々な立場から考えてみよう」という活動の中で、事前に文部科学省公式YouTubeチャンネルに公開している「国会ってどんなところ?」(https://youtu.be/MPoBuhQ2F94別ウィンドウで開きます)の動画を視聴し、動画を見て考えたことなどをグループで共有し、サプライズで登場した萩生田大臣に代表者が緊張気味に質問しました。

  「国会で話し合った学校関連のことで決められたことがどのように変わっていったか」の質問に、萩生田大臣は、公立の小学校の1クラスを2年生から順に35人にすることにしたことや、全ての小中学生に一人一台端末整備をし、今までとは違った授業の仕方で学びを深めてもらえたらと話しました。そして、いろんな活用ができ、今回の授業もICTを活用した新しい教育の第1歩だと思うと伝えました。
  「文部科学省には目標はありますか」との質問には、内閣の中で文部科学省が担当する教育、科学技術・学術、スポーツ、文化について紹介し、学ぶことを支えたり、資源の乏しい日本にとって人が技術で勝負するため、科学技術の裾野をしっかり広げたり、国民みんながスポーツに親しめる環境を整えたり、文化芸術活動を支えたりすることが大きな目標と伝えました。

  感想を伝えてくれた代表児童は
  「今日教えていただいたことは今まで習ってきた政治のことと関連付けて新しい発見に繋げていきたいです」
話してくれました。

  萩生田大臣は、これからより変化が激しい社会になっていく中、しっかり学び、様々なことに対応できる力を身につけて欲しいと伝えました。そして、コロナ禍で、我慢しなくてはならないことが多いと思うが、失ったことを数えるのではなく、休みになって欲しいと思っていた学校がいざ休みになると、学校に行きたい、友達に会いたいと思うようになり学校の魅力を感じたなど、コロナ禍を通じて気づいたことをポジティブに考えて欲しいと話しました。

大臣登場前のグループでの意見発表の様子