G20イタリア教育大臣会合に萩生田大臣がオンラインで出席

6月22日(火曜日)
教育・国際

  6月22日、教育分野の国際協働等に関する議論を行うため、G20教育大臣会合が、イタリアを議長として対面とオンラインのハイブリッド型で開催され、萩生田大臣がオンラインで出席しました。

  会合では、①ICTを活用しながら、対面教育・遠隔教育どちらの良さも適切に組み合わせて生かしていくようなブレンド型教育についてや、②教育における貧困についてなどを各国で議論し、その知見を共有しました。

  萩生田大臣からは、ESD※¹ について、その意義や国際的な協働を呼びかけるとともに、対面教育の重要性や、遠隔教育では代替できない学校の意義を強調しつつ、1人1台端末を活用した新しい学びなど学校におけるICTの活用に係る我が国の取組について紹介しました。
  また、人的交流の順次再開に向け、日本人留学生向けのワクチン接種証明書の発行について紹介し、各国等と知見を共有しました。
  さらに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の安全安心な開催にむけて、万全な感染症対策を講じ、準備を進めている旨を説明しました。

  文部科学省としても、引き続き、教育分野におけるG20関係国・機関との連携・協力を進めてまいります。

※¹ Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」

○G20教育大臣会合大臣宣言(2021年6月22日 カターニア・イタリア)英文
https://www.g20.org/wp-content/uploads/2021/06/Declaration-of-Education-Ministers.pdf別ウィンドウで開きます