ネルソンNASA長官と萩生田大臣がオンライン面会

5月21日(金曜日)
科学技術・学術

  5月21日、萩生田大臣は、今月新たにアメリカ航空宇宙局(NASA)の長官に就任されたビル・ネルソン長官と、国際パートナーの中で初めてオンライン会談を行いました。
  ネルソン長官は宇宙政策に長く携わってきたほか、宇宙飛行の経験もあり、長官の強いリーダーシップの下、共にアルテミス計画をはじめとした日米宇宙協力を推進していくことを確認しました。

  冒頭、ネルソン長官からご発言では、日米両首脳の共同宣言や、国際パートナーとして初めて米国民間宇宙船(Crew―1)に搭乗し先日地球に帰還した野口宇宙飛行士や、現在船長として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している星出宇宙飛行士の活躍等に触れられ、日米は真のパートナーであり、これまでのISS協力を誇りに思うと話されるとともに、アルテミス計画について、月面での協力についてさらに協議できることを楽しみにしている、地上のみならず、宇宙においても日米の長きにわたる友好関係に感謝すると述べられました。

  萩生田大臣は、
「ネルソン長官の就任後、初めての国際パートナーとして日米間で会談を持てたことは今後の更なる日米宇宙協力の強化に向けた大きな原動力となるものであり、とても嬉しく受け止めています。」
と述べました。また、米国議員として長い間宇宙政策に携わられるとともに、宇宙飛行の経験もあるネルソン長官がアルテミス計画において強いリーダーシップを発揮されることに対する期待を伝えました。

  本面会には井上特命担当大臣(宇宙政策)、山川JAXA理事長も参加されました。