「創発的研究支援事業」の令和3年度の公募が4月1日に始まります

3月30日(火曜日)
科学技術・学術

  「創発的研究支援事業」は、日本が破壊的なイノベーションに繋がる研究成果を創出していくためには、リスクの高い野心的な研究構想に、研究者が腰を据えて打ち込める環境を作ることが更に重要となっているという考えの下、若手研究者を中心にこれまでに類をみない最長10年にわたる研究資金と、研究に専念できる環境の整備を一体的に支援する令和2年度に新設した事業です。

  令和2年度は、当初200名の採択予定に対して2500件を超える多数の応募があり、審査の結果、全国各地の大学や高専、海外の研究機関に所属する研究者など経歴や研究テーマもバラエティに富んだ252名の研究者の採択を決定いたしました。採択者が所属する大学において支援体制が拡充するなど、波及効果もみられています。

  本事業は、出産・育児や介護による研究の中断に柔軟に対応するなど、研究者のライフイベントに配慮しつつ、安心して研究を続けていただける仕組みになっております。壮大で挑戦的な構想に果敢に挑む研究者の皆様の積極的なご応募をお待ちしています!

※創発的研究支援事業トップページ(JST)
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