第62次南極観測隊橋田隊長らが活動報告に萩生田大臣を訪問されました

3月23日(火曜日)
科学技術・学術

  この日訪問されたのは、橋田元 第62次南極地域観測隊隊長(兼夏隊長)、金子宗一郎 第62次南極地域観測隊副隊長(兼夏副隊長)、小原徳昭 第61次南極地域観測隊(兼越冬隊長補佐)、中村卓司 国立極地研究所長です。

  今次の観測隊は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、観測史上初めて無寄港・無補給での派遣となり、例年に比べて短い夏期活動期間となりましたが、計画通り観測・設営を行い、成果をあげられました。

  橋田隊長から大気精密観測やオゾンホールの観測の成果報告の他、将来は月面や宇宙環境での応用が期待される、居住環境を良く保ち、専門家でなくても組立られる移動基地ユニットの実証実験を行ったことなどが説明されました。

  萩生田大臣は、一人の感染者も出すことなく、任務を果たされたことをねぎらうとともに、南極での貴重な経験を是非、国民の皆さんにアピールしていただきたいと伝えました。