3月9日、令和2年度(第71回)芸術選奨贈呈式を執り行い、萩生田大臣、宮田文化庁長官が出席しました。
芸術選奨は芸術の各分野において、優れた業績を挙げた皆さまの功績をたたえて表彰を行うもので、今回は文部科学大臣賞の演劇部門に岡本健一さん(俳優)や大衆芸能部門に宮本浩次さん(ロック歌手)など18名が、文部科学大臣新人賞の大衆芸能部門に米津玄師さん(シンガー・ソングライター)やメディア芸術部門に吾峠呼世晴さん(漫画家)など11名が受賞されました。
式では受賞された皆様や代理で出席された方に萩生田大臣から賞状が手渡されました。
萩生田大臣は挨拶でお祝いの言葉と受賞者の今後のますますの活躍への期待を述べるとともに、
「頼もしい皆様の姿を目に焼き付け、お力をお借りしながら、私も文部科学大臣として先頭に立ち、文化の灯をより強く輝かすことができるよう、尽力していきたいと思います」
と話しました。
また、文部科学大臣賞受賞者を代表して挨拶された岡本健一さんは、
「これから先が大切だと思います。今まで以上にいろんな作品、いろんな人たちに出会って、作品、芸術活動を通じて社会に貢献できたらと思います。」
と話されるとともに、自身に関係する皆様に感謝の言葉を述べられました。
文部科学大臣新人賞受賞者を代表して挨拶された市川翠扇さん(舞踊部門・日本舞踊家)は、喜びと感謝の気持ちとともに、
「より一層気持ちを引き締めて、教えられてきたことを次の時代に継承できるように、精進してまいりたいと思います」
と述べられました。
※令和2年度(第71回)芸術選奨の受賞者一覧,贈賞理由及び選考経過について(文化庁HP)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92871901_02.pdf