南極地域観測への出発を控えた第62次南極地域観測隊長及び「しらせ」艦長等とのオンライン面会

11月10日(火曜日)
科学技術

  11月10日、萩生田大臣が、三谷大臣政務官とともに、南極への出発を控えた第62次南極地域観測隊の橋田第62次隊長(兼夏隊長)、阿保第62次副隊長(兼越冬隊長)、竹内「しらせ」艦長とオンラインで面会し、新型コロナウイルス感染防止の徹底という例年にない取組が求められる中での活動計画や南極出発前の意気込みなどを伺いました(中村国立極地研究所長同席)。

  橋田隊長からは、第62次の観測活動計画や、我が国の60年以上に渡る南極観測の歴史において、初めて他国に寄港しないこと、隊員を減らすことなど新型コロナウイルス感染症対策について説明頂くとともに、それらリスク削減の取組と南極での活動のための物資の準備等を怠らないようにするというバランスに苦労したなどのお話を伺いました。
  また、橋田隊長は、
「一同安全第一で観測活動等を成功してまいりたいと思います」
と意気込みを語られました。

  萩生田大臣は、
「自然環境の極めて厳しい南極での活動や航海が予想されますが、観測隊員と「しらせ」乗組員が一丸となって、観測活動、輸送支援に励まれ、予定の業務を達成されることを期待しています」
と激励しました。

※南極観測のホームページはこちら(国立極地研究所HP)
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/別ウィンドウで開きます