萩生田大臣・室伏スポーツ庁長官がセバスチャン・コー世界陸連会長と会談

10月8日(木曜日)
スポーツ

  10月8日、萩生田大臣は、室伏スポーツ庁長官とともに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会場等視察のために来日中のセバスチャン・コー世界陸上連盟会長と会談しました。

  会談では、東京大会に関して、レガシーの重要性等について意見交換を行うとともに、大会成功に向けて連携していくことを確認しました。

  萩生田大臣は、自らが橋本オリパラ担当大臣とともに再任し、スポーツ庁では、金メダリストであり、世界陸連のアスリート委員及び組織委員会のスポーツディレクターとして活躍していた室伏長官が就任した新体制は、東京大会に向けた菅内閣のゆるぎない姿勢の表れであると話し、
「日本の英知を集め、様々な知恵を絞って、新型コロナウイルスに打ち勝った証としての大会が成功するよう、全力を尽くしていくので引き続きよろしくお願いしたい」と伝えました。

  コー会長は、
「もちろん素晴らしい大会を開催していただけると思っている。私たちとしても政府や組織委員会、日本の皆様のためにできる限り努力したい。私は2012年ロンドン大会の組織委員会会長を務めたが、大会を成功させることに加えてレガシーを残すことが非常に重要だと考える。日本の皆様には是非、レガシー、物語といったものを次の世代に残せるようにしていただきたい。」
と期待を述べられました。
  さらに、コー会長は、東京大会を成功させていただき、できれば陸上の世界選手権を日本・東京で開催できればと述べられました。

  室伏長官は、
「東京大会が安全安心な環境の下に開催できるように努めてまいりたい。大会成功には開催国の選手の活躍が不可欠であり、日本代表選手の競技力強化はスポーツ庁の最重要課題の一つでもある。来年の夏、日本、そして世界中が興奮と笑顔に包まれるようにスポーツ庁長官として全力で尽くしてまいりたい。」
と述べました。