東久留米市立神宝小学校を視察

6月24日(水曜日)
教育

  6月24日、萩生田大臣が東久留米市立神宝小学校を訪問し、学校を再開した中での感染症対策の取組を視察するとともに、これまでの休業期間中の市教育委員会と学校の対応について説明いただきました。

  視察では、机と机の間隔を開けて、換気に留意しながら授業を行う教室の様子や、休み時間の後や給食の前に子供たちが「1,2,3,・・・」とカウントしながらしっかりと手を洗っている様子、給食で担任以外の先生やボランティアの保護者も協力して消毒やソーシャルディスタンスに気をつけながら配膳を行う様子などを見て回りました。

  6年生の教室では、代表の児童から萩生田大臣へ「文部科学大臣の一番大事な仕事は何ですか」と質問がありました。
  萩生田大臣は、文部科学省が大きく教育、文化、スポーツ、科学技術を担当しており、すべてがこれからの日本を作っていく大切な仕事ですとした上で、教育分野の大事な仕事の一つとして、
「みんなが安心して勉強のできる日本の学校をしっかり守っていくことです」
と話しました。
  また、6年生の皆さんに対し、皆さんは無限の可能性をもっているので、是非いろいろなことに夢をもってどんどんチャレンジしてほしい、ちょっと苦手かなと思っていることであっても積極的に取り組んでみてほしいと伝えました。

  市長や教育長、校長、副校長との意見交換では、学校の休業、休業中の学びの保障、学校再開に関して、文科省からのガイドライン等を参考にしながら東久留米市として責任をもって方針を決めて対策を講じてきたこれまでの経緯や、これからの授業時数の確保のための計画や学校行事の実施方針などについて説明いただきました。
  萩生田大臣は、市として早め早めに方針を決め、しっかりと対応いただいてきたことに感謝を伝えるとともに、授業はもちろん、大切な学校教育の機会であり、また子供たちにとってかけがいのない機会となる学校行事についても、いろいろな工夫をして実現できる努力をしていただけたらありがたいと伝えました。また、足りないものがあれば遠慮なく声を上げていただくなど、引き続き現場の声を是非聞かせていただきたいと話しました。

(写真は学校の許可を得て掲載しております)

しっかり数を数えながら手洗いをする子供たち

給食前に手を洗うために並ぶ様子

「文部科学大臣の一番大事な仕事は?」と質問を受けている様子

質問に答える萩生田大臣

似顔絵付の色鮮やかなウェルカムボードをつくってくれた子供たちと記念撮影

窓を開けて、机と机の間隔をとって授業を実施

窓を開けて、机と机の間隔をとって授業を実施

市長、教育長、校長、副校長らとの意見交換