ユニバーサル未来社会推進協議会は、日本再興戦略(閣議決定)における改革2020プロジェクト「ユニバーサル未来社会の実現」を推進するために設置された協議会です。 文部科学省は、内閣官房及び経済産業省を始めとする関係府省庁と連携の下で、ユニバーサル未来社会の実現に向けた各種プロジェクトを進めています。
2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会等が開催され、我が国が世界中の注目を集め、多くの外国人が訪日する2020年をモメンタムとして、改革、イノベーションを加速していくことが重要である。
このため、2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会等を梃子(レバレッジ)に、成長戦略に盛り込まれた施策を加速させる、改革イノベーションの牽引役(アクセラレータ)として、2020年までに我が国として成し遂げるべき中核となるプロジェクトで、後世代に継承できる財産(レガシー)となるものを、政府を挙げて推進する。具体的には、世界からの注目度の上昇に合わせた実行により高い政策効果を生み出すことができ、我が国の強みを社会実装ショーケース化し、海外にアピールできるものであって、その後の経済成長につながるものとして、以下の3つの重点政策分野における6つのプロジェクトの展開を図っていく。
特に、事業の実施主体や実施場所を原則として本年度中に明確化した上で、その進捗状況の管理を厳格に行うこと、必要な規制改革を早期に明確化すること、社会的課題の解決に貢献し、2020年以降に継承できる財産(レガシー)にもつながることを留意すること、を全プロジェクトが実施すべき共通課題とし、プロジェクトの推進を図っていく。
そのためにも、プロジェクトごとに、中長期的な視点から、解決に貢献すべき世界の社会的課題や2020年以降を視野にレガシー(遺産)として残すべき点等について明確化する。同時に、2020年のショーケース化の成功に焦点を当てた視点からも、現在からの積上げと2020年からの逆算の双方から進捗管理のためのマイルストーンを検討、明確化しつつ、国家戦略特区制度も活用し、加速化すべき規制改革事項の明確化や2020年のショーケース化の際に重視すべき点の検討を行う。こうした時間軸を異にする双方の視点からの検討を通じ、各プロジェクトの磨上げ等を行うこととする。また、必要に応じ、プロジェクトの追加、見直しも含め、改革のモメンタムを高めるための不断の検討を行う。
(技術等を活用した社会的課題の解決、システムソリューション輸出)
1)先端ロボット技術によるユニバーサル未来社会体験プロジェクト
ア)解決すべき社会的課題
イ)プロジェクト概要
ウ)現在までの取組状況
エ)主な課題及び今後の取組
2)市街地及び空港等
ア)解決すべき社会的課題
イ)プロジェクト概要
ウ)現在までの取組状況
エ)主な課題及び今後の取組
(訪日観光客の拡大に向けた環境整備等)
(対日直接投資の拡大とビジネス環境の改善、向上)
科学技術・学術政策局研究開発基盤課
-- 登録:平成28年11月 --