生涯学習社会における社会教育指導者養成の基本的内容として、生涯学習及び社会教育の本質、学校教育、家庭教育、企業内教育との関係、並びに社会教育施設、専門的職員の役割について解説する。
社会における図書館の意義について理解を図り、図書館の現状、機能、歴史、種類、利用者、職員、類縁機関との関係、今後の課題について解説する。
図書館業務に必要な基礎的な情報技術を修得する。コンピュータ等の情報処理機器、ネットワークシステム、電子資料、図書館業務システム等の解説と演習を通じて、実践的な能力を養成する。
図書館が法律や社会的な制度のもとで、行政組織の一環として設置・運営されていることを理解できるように、図書館に関する法律と、教育行政を中心とする行政の知識について解説する。
公共機関・施設としての図書館という視点を重視し、その経営に関わる目標の設定と資源配分、各種経営資源、管理運営、評価、計画について解説する。
利用者に対して図書館サービスを適切に実施できるように、図書館サービスの意義、特質、方法について解説するとともに、各種サービスの特質を明らかにする。
図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等について総合的に解説する。
児童(乳幼児からヤングアダルトまで)を対象に、発達における読書の役割、図書館サービス、図書館資料、学校との協力等について総合的に解説する。
各種図書館サービスの計画・実施・評価等の演習を通して、実践的な能力を養成する。
情報サービスの設計から評価に至る業務と利用者の質問に対する回答処理の演習を通して、実践的な能力を養成する。
印刷資料・非印刷資料・電子資料からなる図書館資料全般の特質を論じ、その出版と流通、コレクション形成、選書ツール、保存・管理等について解説する。
図書、雑誌記事など多様な図書館資料の組織化の理論と技術について解説する。
目録作成、主題分析、分類作業、市販MARC利用等の演習を通して、実践的な能力を養成する。
必修科目で学んだ内容をより深く学習し、理解を深める観点から、図書館に関する様々な領域や今日的な問題を選択し、解説または演習・実習を行う。
なお、各科目のねらい・内容・司書講習科目からの変更点等を一覧の形にしたのが、別紙1(PDF:186KB)、別紙2(PDF:73KB)である。
-- 登録:平成21年以前 --