多くの家庭が家庭教育に努力している一方で、家族や職業のあり様や地域社会が変化しています。こうした中で、親子の育ちを支える様々な人間関係が弱まり、子供を持った大人が親になっていくことや、子供が家庭に生まれ、親と子の間で、また地域や社会との間で、豊かな関わりを持ちながら成長発達していくことが、ごく自然に行われることが難しいなど、「家庭教育が困難な社会」となっています。
また、ライフスタイルの変化などにより、子供たちの生活習慣の乱れが、学習意欲や体力気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
これに対応するため、文部科学省では民間等との連携による「早寝早起き朝ごはん」国民運動を推進してきました。
本国民運動の推進により、小中学生の起床時間や朝食摂取の改善は図られている一方、就寝時間については、依然として改善が遅れており、就寝時間を中心として家庭や企業へのさらなる理解を求めるとともに、各地域において生活習慣づくりの取組の定着が図られることが必要となっています。
特に、中高生については、生活圏の拡大や行動の多様化等により、生活リズムが乱れやすい環境にあり、生活習慣の乱れによる心身の不調等により、様々な問題行動にも発展する可能性も懸念されているところです。
本協議会では、家庭を取り巻く課題について理解を深め、中高生を始めとする子供の生活習慣づくりについて、学校・家庭・地域・企業での実践のための課題や取組の進め方を考えます。
平成25年12月20日(金曜日)15時45分~17時45分
西日本総合展示場新館 AIMビル3F(※ファザーリング全国フォーラムin九州ウェブサイトへリンク)
文部科学省
北九州市教育委員会
福岡県教育委員会
生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室
-- 登録:平成25年10月 --