近年、大人社会の影響などを受けた子どもの生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されています。また、子ども自身が選択、決定するという機会が少なく受け身がちな環境の中で、自己肯定感や達成感を育むことが難しくなっているとも言われています。
文部科学省の「家庭教育支援の推進に関する検討委員会」は、こうした現状を「家庭教育が困難になっている社会」と捉え、家庭内に閉じて家庭教育を行うのではなく、親も子も地域や社会で他者とのつながりや支援者同士のつながりを広げていくことを目指して、本年3月、報告書「つながりが創る豊かな家庭教育」をとりまとめました。
共働き世帯は増えていますが、働く親が子どもと向きあう時間を持ったり、地域とのかかわりや交流を持つためには、仕事と生活の調和が大切です。また社会の様々な人との出会いや体験は、子どもたちの豊かな成長を育みます。社会や地域の構成員である企業にも、家庭教育を応援する取組への参加の期待が高まっています。
子どもや家庭を取り巻く課題について理解を深め、報告書の実践として、生活習慣づくりを入り口に、今、家庭で、地域で、そして企業で、ともにできることを考えます。
平成24年11月30日(金曜日)15時15分~17時45分
米子コンベンションセンターBIGSHIP(※米子コンベンションセンター BIGSHIPウェブサイトへリンク)
お申し込みフォーム(こちらからお申し込みいただけます。)(※Fathering Japan(NPO法人ファザーリング・ジャパン):ファザーリング全国フォーラム in とっとりウェブサイトへリンク)
文部科学省
鳥取県教育委員会
生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室
-- 登録:平成24年10月 --