ツール名 |
学校支援ボランティアパスポート(スクボラパス) |
団体名 |
福島県塙町教育委員会 |
ツール活用開始年月 |
平成13年11月頃 |
配付対象者 |
学校支援ボランティア登録者 |
配付数 |
13年度 150枚 |
14年度 20枚 |
15年度 20枚 |
1.ツールの概要
- 先進地視察によりボランティアツール作成を検討し、導入した。
- 地域教育力の活性化、及び学校と社会が連携・協力することを目的に塙町教育委員会で作成した。作成費用は次の通りである。
スクボラパス @315円×200冊=63,000円
シール @26円×2,000枚=52,000円
- ボランティア活動を行うと、日付や活動内容を記録し、シールを貼れるようになっている。
記録は50回まですることができる。
2.ツール活用の目的
- 学校におけるボランティア活動への参加を促す。
- 活動ごとに記録し、それぞれの活動を振り返ってもらい、更に活動意欲を高める。
- ボランティアの方が各学校での活動をしやすくする。(学校と地域の垣根をなくす。)
- スクボラパスを持つことにより、自分が誰かのために役立っていることを再認識できる。
3.ツールのしくみ
- 町内各戸に学校支援ボランティアの登録用紙を配付し登録者を募った。申込者にはスクボラパスと名札を配付し、ボランティア活動実施の際に持参していただくようにしている。
- 学校支援ボランティアを希望する学校は、2週間前までに学校支援ボランティアコーディネータか教育委員会へ申し込むことになっている。
- ボランティア活動を実施後、学校からマナビィシールを渡してもらい、スクボラパスに貼って活動記録を記入する。
- 10回、20回、30回、40回、50回の節目に記念品として、教育委員会より町商工会商品券(500円1枚)を渡している。
4.導入の経緯
- 先進地視察に行ったときに、このようなツールを活用していたことから、地域教育力の活性化や学校教育と社会教育の連携・融合を深めることを目的として塙町でも導入することになった。学校支援ボランティアとして協力していただける方全員にお渡しした。
5.ツールを使っての活動内容
- 学校支援ボランティアの方々は多くの特技を持っており、学校の要望に応じてそれに当てはまる方々にボランティア活動をお願いしている。内容としては、託児・人形劇・楽器演奏・昔遊び・読み聞かせ・校地整備・農業体験指導など様々でたくさんの活動が報告されている。
6.苦労したこと、工夫したこと
- 学校支援ボランティアの方々へこのツールの利用について十分説明することはもちろん、ボランティアを受ける学校側にも十分な説明が必要であるため、学校の先生方にお集まりいただきこのシステムについて説明した。
- マスコミ関係や町広報などを利用して町民への周知を行った。
7.成果
- スクボラパスを持つことにより個人の実績として残るため、次のボランティア活動への意欲が高まる。また、友人や知人にスクボラパスを見てもらうとその方々もやってみようという気持ちになり更にボランティア活動参加者が増え、広がりが見られた。
8.今後の課題と展開
- 学校でボランティア活動をしてみたいという人たちが増えた。
- 今後は、小さな子どもからお年寄りまで共通のボランティアツールを作成し、すべての町民が気軽に意欲的にボランティア活動に参加できるような町全体としての取り組みができれば素晴らしいと思う。
9.参加者の声
- 学校は、用事が無ければなかなか行けない場所だったが、ボランティアとして参加するうちに垣根のようなものがなくなったような気がする。(スクボラパスは、身分証明書の代わりとなっている。)
- ボランティア活動が記録されているため、回数を重ねるごとにボランティア活動への意欲が増した。
- ボランティア活動で行った先の子どもたちから、道ばたで声をかけられとても嬉しい気持ちになった。
ツール名 |
キリン・コラボ倶楽部NOTE |
団体名 |
キリンビール株式会社(東京都中央区) |
ツール活用開始年月 |
平成15年1月 |
配付対象者 |
全従業員 |
配付数 |
15年 約6,500部 |
16年 約6,500部 |
1.ツールの概要
機能
社員がボランティア活動をし、それを事務局へ報告するとポイントシールが発行され、ポイントを貯めるとエコロジー商品やフェアトレード商品などのグッズと交換や、その社員の名前で事務局が選んだNPO団体等の中から寄付金を贈ることが出来る。
インセンティブ
コラボポイントグッズ交換制度を使い、エコロジー商品やフェアトレード商品などのグッズと交換したり、事務局が予め選んだNPO団体への寄付ができる。家族もコラボポイントの対象になる。
作成費用
1冊あたり約200円。NPO法人こども環境支援協会のアドバイスを受けて作成した。
達成目標
出来るだけ,多くの社員に活用してもらう。
2.ツール活用の目的
社員一人ひとりが、それぞれの地域で、業務ではなく自主的な活動をすることで、地域にとって大切な人になり、地域が社員一人ひとりにとって、良いコミュニティである状態を目指す。
3.ツールのしくみ
政治、宗教、自助活動、対価を得る活動以外の業務時間外の自主的な活動(コラボ活動)を、事務局(コラボBANK)へレポートで報告すると、各自の口座ヘポイント(コラボ)が加算される。事前に登録する必要はなく、社員とその家族が参加出来る。レポートには「活動レポート」の他に、地域のすてきな場所やお店の発見などの「発見レポート」もある。(平成16年からは「活動レポート」のみ)たまったポイントは、年に1度、事務局からポイント引き換え内容の連絡があり、記念品等へ引き換えができる。コラボBANKの第1期開設時期は15年1月より17年12月までで、この期間中のコラボは累積される。250コラボを目標に3年間、継続した活動が期待されている。「活動レポート」には10コラボが、発見レポートには1コラボが与えられ、事務局より送られてくるコラボシールをNOTEにはることになっている。また50コラボ以上たまると認定証と景品が贈られる。
4.導入の経緯
社員の社会参加を側面から援助したいという思いから開始した。2年間のボランティア休業制度を利用してこどもの環境活動にかかるNPOの立ち上げに携わった社員の発想によるところが大きい。
5.ツールを使っての活動内容
工場、研究所が事業所で行っている周辺地域の美化運動への参加者が圧倒的に多く、全体の70パーセントを占めている。次いで環境保全運動の14パーセントや福祉関連では点字の指導や本社主催の障害者理解プログラムへの参加者5パーセントが挙げられる。個人の活動では、野球のコーチ等自分の特技を生かしてのスポーツ指導や子どもたちの健全育成に関わる活動が多く見受けられる。
6.苦労したこと、工夫したこと
工場、研究所以外の事業所でどう活動を広めてもらうかがポイント。そのために、社内イントラ用のボランティア掲示板にさまざまなジャンルのボランティア情報を流したり、社内報や掲示板などにボランティア体験者の体験談を定期的に載せたりしながら、社内での認知度を上げる工夫をしている。
7.成果
当初、このプロジェクトを開始した時点(15年1月)の参加者は社員6,500人中、約800人であったが、12月末時点では2,045名弱と大きく伸びている。工場の総務担当者の協力と理解があいまってかなりの拡がりを見せている。
8.今後の課題と展開
10年ぐらい先にはコラボ活動のような社会的活動が企業文化として根付いていること。
9.参加者の声
『新たな気づきを得た』「よい気分転換になる」『活動を通じて元気を貰い、うれしい』といった前向きな意見が多数寄せられている。
ツール名 |
ボランティア活動カード |
団体名 |
脳神経センター大田記念病院(広島県福山市) |
ツール活用開始年月 |
2003年2月 |
配付対象者 |
登録ボランティアメンバー全員 |
配付数 |
14年度 29枚 |
15年度 86枚 |
1.ツールの概要
- 無償の行為であるボランティア活動に対し、病院が何らかの感謝の気持ちを表したくて導入した。
- 当院で作成したもの(院内で印刷、用紙は色用紙(厚紙タイプ)を使用)なので、費用は別途かからない。
- 活動日の日付を記入し、活動時間2時間を1単位として1スタンプを自己申告で押印してもらう。(1日2時間の活動がベースになっている。)
- カード1枚には50ポイント(約100時間の活動)まで押印できる。
- 現在のポイント還元内容は、当院での検査や行事、関連事業への優待。内容についてはボランティア委員会で決定する。
- 活動後、ボランティアが各自報告書を記入し提出するが、カードでも個人の活動状況(活動日)を確認することができる。
2.ツール活用の目的
- ボランティアに達成感を感じてもらう。
- ボランティアの活動に対して病院が感謝をしていることを表す方法の1つである。
- 活動をボランティア自身で振り返る1つのツールになる。
3.ツールのしくみ
- ボランティア養成講座修了者のうち、ボランティア登録をした約50名が活動している。
- ボランティア室にあるカードホルダーでカードを保管。
- 活動終了後、活動報告書(B5サイズ1枚)を作成し、各自で自分のカードを取り出し活動日を記入しスタンプ(ボランティア室在)をする。
- 1日約2時間の活動で1ポイント押印する。ボランティアの中には1日に4時間活動する方もいるので、その場合は2ポイント押してもらう。
- カード1枚が50ポイント。一杯になったら、カードを地域連携室へ各自で提出してもらう。還元内容は3パターンあり、各自申告方式で利用してもらっている。
- ポテトチップス1袋分のカロリーでフルコースを食べる食事会への無料参加
- 脳ドック受診の割引
- 併設しているメディカルフィットネス(2004年5月開業予定)の利用優待
(※2004年3月現在は2パターンからの選択)
4.導入の経緯
- ボランティア活動を当院に導入する時に中心となった医師が、アメリカでの経験からボランティア活動に対して病院としての感謝の気持ちを表すことを導入すべきだと提言されたことより、このカードを作成・導入することになった。
- 最初の募集は、病院行事(講演会等)での紹介、院内へのポスター掲示、院内紙掲載、当院のホームページ掲載、地域の情報紙(フリーペーパー)掲載、市社会福祉協議会のボランティア情報で行った。そのうち、地域の情報紙による反応が大きかった。現在は当院のホームページや院内紙で呼びかけをしている。
5.ツールを使っての活動内容
- 外来案内、病棟での活動、医療情報図書室の運営管理、リハビリ室または通所リハビリ室での活動、園芸ボランティアなどが主な活動である。活動内容によってポイントが違うということはなく、活動時間(2時間1ポイント)でカードにスタンプをしてもらっている。
6.苦労したこと、工夫したこと
- カードの管理も自己責任の上で行ってもらっている。病院職員の手がかかることはなく、報告書と照らし合わせても食い違いはない。
- 病院を知ってもらえる還元内容に決めた。
- 2004年2月にカードが一杯になった方への還元を初めて行った。還元を受けた方の意見を聞き、内容についてさらに検討していきたい。
- 職員がボランティアについてきちんと理解していないと、互いに不快に思う様な事が起こりえる。そのため、職員会議やイントラで周知を図るようにしている。
- ボランティア親睦会を開催した。ボランティアの懇親を深め、さらに病院への意見も聞くことができた。
7.成果
- ボランティアの活動を病院が認め、感謝していることを表すことができた。ボランティアからは活動の励みになるという声があがっている。
8.今後の課題と展開
- 病院でのボランティア活動なので、その還元内容は「健康」をテーマにボランティアの方にとりプラスになるものにしたいと考えている。同時にボランティアのニーズも考慮していきたい。いずれは当院独自のボランティア手帳の作成を試みたいと思っている。
9.参加者の声
- 活動カードは病院が自分達の活動を評価しているのだと思えるものなので励みになる。
- ボランティア活動を盛んにする良い企画だと思います。ただし、病院行事への参加などは日程の調整がつかないと参加できません。高額ではなくて良いので身近に使いやすい選択内容があればいいかなと感じる。(映画鑑賞券とか公共機関利用割引など。)
第1回ボランティア懇親会
食事介助の様子
ツール名 |
エコ・ポイントカード |
団体名 |
気仙沼地区エネルギー懇談会
(事務局:気仙沼商工会議所内) (宮城県気仙沼市) |
ツール活用開始年月 |
平成15年5月22日 |
配付対象者 |
実行委員会が認定した活動や講習会等に参加した人 (男女年齢問わず、気仙沼市民以外の方の参加も可能) |
配付数 |
14年度 ー 枚 |
15年度 6,300枚 |
1.ツールの概要
機能
このエコ・ポイントカードは、エコ・ポイント実行委員会が認定した環境保全活動や環境問題に関する講習会等(地元紙に紹介)に参加した人はポイントがもらえる。参加者は裏面にスタンプを押してもらい、一定数貯めると地元の新聞に紹介され、最終的に表彰される。
インセンティブ
参加者のポイントカードに環境保全活動の主催者がスタンプを押した後、そのスタンプ数を確認し、1回1ポイントとして10ポイント、20ポイント、30ポイントに達したら、主催者もしくは参加者がエコ・ポイント実行委員会に申請すると10ポイント(クリーン賞)、20ポイント(グリー賞)、30ポイント(エコロジー賞)として地元紙2紙に名前を掲載する。また、30ポイントに達した人は年2回表彰式を設けて表彰する。この段階的な評価が、参加者の意欲や継続性につながっている。
作成費用
気仙沼地区エネルギー懇談会の参加団体40団体の会費から支出して1万枚作成している。そのため、参加者はポイントカードへの負担はない。また、認定イベント開催にあたって、イベント主催者に貸し出しするハンコ・ジャンバー・のぼり旗等も作成している。その他の費用はほとんどかけていない。
作成者
気仙沼商工会議所振興課課長のアイデア。
スタッフ
3名:環境保全活動の申請受付やポイント申請の受付、確認、マスコミへの連絡等
2.ツール活用の目的
地域の清掃活動や植樹など、当会が認定する環境活動に参加した市民に対してポイントを発行し、一定の得点に達した市民を表彰する制度。市民1人ひとりに環境問題の現状を理解してもらい、環境活動への参加を促していくもの。
3.ツールのしくみ(エコ・ポイント活動の認定・功績手続き)
エコ活動実施後に、それぞれの主催者より「エコ・ポイントカード」を渡す。
1活動につき1ポイントとなり、カードにスタンプを押印する。ポイントを達成された方は、エコ活動の功績を称え、地元紙に名前を掲載させていただく。随時、いつでも認定する。
10ポイント(クリーン賞) 20ポイント(グリーン賞) 30ポイント(エコロジー賞)
4.導入の経緯
日本財団関係のSOF海洋政策研究所の方から、地域通貨を使って環境問題に取り組みたいがどこか熱心な自治体がないかと宮城県が相談を持ちかけられ、地域通貨を勉強していた気仙沼市の商工会議所に連絡があったのがきっかけと言える。
最初に、気仙沼にある大島という島の浜の清掃活動を提案。気仙沼地区の子どもたちに声かけしたところ、多くの小中学校の子どもたちがボランティアで参加して海に関心を持ってくれた。そこで、原子力の環境問題を話し合う場の気仙沼地区エネルギー懇談会に相談したところ賛同が得られたので、このエコ・ポイントカードを発行することになった。
5.ツールを使っての活動内容
自分のため以外の環境活動であれば、自主的なもの以外、例えば教育の一環の活動であっても全く問題はない。学校ぐるみで申し込んでもらっても良い。
6.苦労したこと、工夫したこと
行政・各団体等に事前に根回ししたことが、うまくいったように思われる。行政は、環境に関係する部署はすべて回って、理解と協力を取り付けた。また、学校の教育活動にも活用できるようにしたことで、学校の協力も得られるようになった。
7.成果
現在、気仙沼市は6万445人(平成16年1月現在)なので、10人に1人はエコポイントカードを持っていることになった。
8.今後の課題と展開
2004年度からは、市内の商店などと連携し、エコ・ポイントを使ってお店で買物できたり、優遇サービスを受けられたりする「地域通貨」の機能を付加する。地元企業などが資金を出し合い、地域通貨を発行する事例は他の地域でもみられるが、環境保全活動で得たポイントを地域通貨として流通させる。地域環境問題と地域活性化を結びつけた新たなアプローチを行なう。
また、福祉ボランティア活動にもこのエコ・ポイントカードが使えるようにしていきたい。
そして、市の全人口の2~3人に1人はこのポイントカードを持つようにしたい。
活動についての説明
道路の脇に花を植える
ツール名 |
生涯学習パスポート |
団体名 |
長崎県平戸市 |
ツール活用開始年月 |
平成15年度4月 |
配付対象者 |
平戸市在住の18歳以上 |
配付数 |
14年度 ー 枚 |
15年度 4,500枚 |
1.ツールの概要
- ながさき県民大学の「まなびの手帳」を参考に平成15年度に作成。費用は4,500部で138,390円である。
- ボランティア活動の記録や講演会、公民館講座等の受講を記録することができる。また、自分自身で振り返っての評価や自己の向上を確認することもできる。
- ボランティアを行うと実施日、事業名、実施場所を各自で記録する。講演会及び公民館講座等はその都度確認をし、受講印を押す。
- 学習やボランティアには各ポイントを設け、ある一定のポイントに達した方を表彰する仕組みとなっている。講演会5ポイント、公民館講座等2ポイント、ボランティア1ポイントである。
2.ツール活用の目的
- 講演会や公民館講座、ボランティア等への参加者を増やすことと学ぶ意欲づくり。
- それぞれの活動を振り返り、生涯学習活動に活かしてもらい地域貢献へつなげる。
- 生涯学習指導者名簿への登録。
3.ツールのしくみ
- 各課の生涯学習担当者へ「生涯学習パスポート」の関連事業となるように説明を行った。市民へは「広報」や「公民館便り」で知らせた。各講演会や公民館講座などへの参加者のうち、希望した人へ随時配付している。
- 「生涯学習パスポート」に記録・押印をし、一杯になったら適宜追加発行する。
- 一定のポイントを達成した場合には、そのポイントにより奨励証を交付する。50P地賞、100P水賞、150P火賞、200P風賞、300P空賞、500P市長賞となっている。
- 広報紙等を活用し住民へ呼び掛けを行い、達成者の確認を行っている。
4.導入の経緯
- 平成14年度に「生涯学習推進本部」を設置し検討した結果、「生涯学習パスポート」を活用することになった。一人ひとりの学習成果やボランティア活動を記録することができ、自分自身で評価を行い、自己の向上を確認することができ、さらに次の学習計画にも役立てることができるものとして、ながさき県民大学の「まなびの手帳」を参考に作成した。
5.ツールを使っての活動内容
- 市や教育関係事業が主催、共催する事業やボランティア活動(義務的なものは除く)が対象となっている。
6.苦労したこと、工夫したこと
- 講演会や講座をただ聴講するだけでなく、習得したものを仕事、趣味、ボランティアなど様々な活動に活かしてもらうような仕組みづくり。
- 成果を正しく評価し、活かしていく方法。
- 教育委員会だけでなく保健センター(保健講座開講)等、各課と協力して取り組んだ。
7.成果
- 平成15年度から取り組んだこともあり、表彰対象となる方はでてきていない。ただ、各講演会等でパスポートを所持してきている方が徐々に増えてきているようである。受講印を楽しみに押している市民も見受けられるようになった。
8.今後の課題と展開
- 現在の取り組みは、本市にとって生涯学習推進の良いきっかけとなったと思う。今後、表彰対象者が出てくることが予想され、さらに生涯学習パスポートを利用する市民が増えてくると思われる。
- 生涯学習をされている方を今後、地域で活かすような施策を展開することが望まれることから指導者名簿の充実やボランティア活動の情報提供を図っていきたい。
- 対象者が市内在住の18歳以上となっていることから対象年齢等について検討していきたい。