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体験活動の概要
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4月~5月 |
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5月上旬 |
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5月中旬 |
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5月~6月 |
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6月3日 |
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6月8~10日 |
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6月中旬 |
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10月30日 |
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事後指導では、地域間交流体験活動の取組内容などについて三川町ガイドブックにまとめ、たまてばこ発表会(学習発表会)を通して、下学年の児童の学習につなげていくようにした。
また三川町へのお礼の手紙やメール交換、台風の被害に対する寄せ書きなど継続した交流を行っている。保護者に対しても交流の様子を紹介し、活動への理解を深めるようにした。
三川町農業体験学習会、JA庄内たがわ三川町支所青年部が中心となり、三川町役場、三川町教育委員会の方々が加わり、実行委員会が組織されている。年度当初より実行委員と年間を通して4回の会合や交流の場を設定して、計画立案と活動を行っている。また電子メールやFAXなどの情報機器を利用し、詳細についての打ち合わせや確認作業を行っている。
実行委員が中心となって、農家の方々や庄内農業高校生が、教育ボランティアとして地域間交流活動を支えてくださっている。
10月28日に地域間交流プログラム開発委員会に出席し、本年度の取組内容を報告し指導・助言を受けた。また、10月30日の収穫祭では、地域間交流プログラム開発委員会の視察を受けた。
宿泊施設をはじめ、施設面(衛生面・安全面)、医療機関などすべてにわたり、三川町実行委員の方々が事前に確認し配慮された上で、連絡をいただている。
収穫祭では食物アレルギー、衛生面や安全面での配慮が必要ながらも、保護者の支援や協力を最小限に留め、児童の自主性を重視していくようにしている。
山形宿泊体験学習に向けて事前に子どもたちは、「一期一会」を合い言葉に決定して計画を立てていった。押切小学校との交流や三川町での様々な活動、農業見学の分担や役割などを積極的に行われた。
いろいろな出会いを大切にしたいという子どもたちの思いは、三川町の方々との出会いやふれあいの中で大切にされていった。「山形の人たちって温かくて、自分たちのことを歓迎してくれたんだ。」とか「ぼくたちが来るために前から準備してくれていたんだね。」「三川町の人たちって優しい顔をしているよ。」「農業の話をする時には、とっても嬉しそうな顔をしているんだ。夢があるんだと感じた。」などの子どもたちの感想が多数あった。
これら三川町の風土やその地に生きる人々の強く温かな思いを感じ取ったことは、これからの自分たちの生活や生き方に反映されていくだろう。
三川町の小学生との交流は、宿泊体験学習の時の一回に留まっている。手紙などのやりとりや現地に行っての地域の方々との交流はあるが、小学生同士の継続的な交流は深められていない。子どもたちは、自分たちが三川町の小学生を招いて交流を深めたいという願いをもっている。今後は子どもたちの願いをどう実現していくか、交流の幅をどう広げていくことができるかが課題の一つである。解決の手だてとして、学校間交流、地域交流の継続に向けて、電子メール等による情報交換が考えられる。今後も互いに情報を発信、交換しながら交流をつなげていきたい。
また、田植えの体験後は収穫までの作業を、三川町の方々に任せた状態となっている。働く意義や成就感、達成感を味わわせていくために実際の農作業にかかる手間や苦労なども体験させながら活動の幅を広げていきたい。
初等中等教育局児童生徒課生徒指導室
-- 登録:平成21年以前 --