学校の概要
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体験活動の概要
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自然あふれる身近な地域を舞台に,五感を駆使した体験活動,ボランティア活動への参加及び地域住民との交流を通して,郷土に伝わる生活の知恵を習得し,自分で考え判断し表現する力,課題を解決する力を育成する。
活動名 | 学年 | 活動内容 | 教育課程上の位置付け | 期間 |
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水泳場クリーン作戦 | 6 | 水泳場河川敷の清掃 | 特活 | 6月4時間 |
校区内クリーン作戦 | 校区内の道路・河川敷等の清掃 | 総合 | 通年9時間 | |
山菜採りと山菜料理 | 5 | イタドリ・ワラビ等の採集,調理 | 総合 | 4月3時間 |
昆虫飼育と観察 | カブトムシ・クワガタの飼育,観察 | 理科,総合 | 4~7月3時間 | |
地域探検 | 今まで気づかなかった町を発見 | 総合 | 4~7月6時間 | |
水生生物の観察 | 古座川に生息する生物の観察 | 理科,総合 | 4~7月3時間 | |
ふるさと料理 | 学校菜園で栽培した野菜で郷土料理 | 総合 | 11~12月3時間 | |
自然物からアート | 間伐材や流木を利用して工作 | 総合,図工 | 10~1月3時間 | |
漁の実践と工夫 | 伝統漁法の仕掛け作りと魚の捕獲 | 総合 | 4~9月3時間 | |
林間学校と星空観察 | キャンプで星座の観察 | 特活,理科 | 夏季休業10時間 | |
わら細工 | 実習田で栽培した稲のわらを細工 | 図工 | 10~1月3時間 | |
親子ふれあい教室 | 親子で和紙を使って工芸 | 特活 | 7月1時間 | |
古座川町展への参加 | 図工作品の出品,見学 | 特活 | 11月1時間 | |
稲作体験 | 6 | もみ蒔,田植,除草,稲刈,脱穀 | 総合,社会 | 4~10月8時間 |
餅つき会 | 収穫した餅米で餅つき | 特活 | 2月3時間 | |
花作りと野菜作り | 花壇・学校菜園で花と野菜の栽培 | 総合 | 通年7時間 | |
学習発表会 | 地域の人々を招待し学習の成果を発表 | 特活 | 12月4時間 |
4年生の時から取り組んできた校区内の清掃作業も3年目を迎え,児童の環境問題への関心も深まりつつある。
今年度も,身近なゴミ問題について話し合い,さらに地球規模の環境問題について考えられるよう意識づけを図る。
活動を実施する際のルールや安全面など,留意点について話し合う。
ふるさとをきれいにし,守ろうとする気持ちを育てる。
総合的な学習の時間を中心に,国語科、社会科、図画工作科及び道徳の時間と関連させて活動する。
コンクールの後,全校集会で紙芝居を再上演するとともに,一人ひとり感想と意見を発表し,校内での美化運動推進を呼びかけた。また,同じように活動の成果を紙芝居にまとめている学年もあり,まとめ方・発表の仕方について学ぶ機会にもなった。
昨年度体験した稲刈りについて思い出し,農家の方の苦労について話し合うとともに,毎年恒例の餅つき会でつく餅米を自分たちで作ることを確認しあう。
実習田を提供していただく農家の方をゲストティーチャーとして招き,米の種類・肥料・育て方など米作りについてお話を聞く。
米作りを通して,ふるさとの自然・文化・社会・人々と関わりをもち,それらのすばらしさを体感する。
総合的な学習の時間・社会科を中心に,国語科・理k科・家庭科と関連させて活動する。
稲の生長の観察記録を整理するとともに,農家の方の苦労や喜びについて話し合う。また,自分たちで作った餅米を使う餅つき会について計画を立てる。
児童の体験や経験は地域の人々との関わりの中で深まっていく。その意味で,地域の人々の支援は必要不可欠なものとなる。そこで,「学校支援委員会」のメンバーとして区長・老人会長・婦人会長に入っていただき,活動計画・内容について助言していただいている。
町内の小学校間との交流学習の中で体験活動に関する情報の共有化を進めている。また,行動範囲が広い活動では,教育委員会を通じて他校のスクールバスを借り上げ,児童の移動に利用している。調べ学習などでは,隣接する中央公民館をよく利用している。
評価の方法については研究中の段階であるが,各担任が独自に観察記録簿を作成し,児童の活動の様子について記録している。また,活動の後には「ひと言感想」など作文を書かせたり,絵で表現させたりすることで,子どもの学びの広がり深まりを評価している。さらに,その結果を現職教育で提案し,全職員の共通理解を図るとともに指導方法について協議している。
体験活動に取り組む中で,いろいろな人々との交流を深め,ふるさとを再発見することができた。また,一つひとつの活動をやり遂げた自信が新たな活動への意欲につながっており,その過程の中で,郷土を愛する心情も強くなっている。
今後さらに,子どもたちが主体的に関われるような活動を組織すること,教師の支援の仕方とタイミングについて研究すること,子どもたちの学びの広がり深まりを評価する方法を研究すること,家庭・地域との連携・連帯を強化していく必要がある。
初等中等教育局児童生徒課生徒指導室
-- 登録:平成21年以前 --