分野:福祉
さわやか信用金庫(戸越銀座支店)
品川区内の支店等、男子職員全員
当金庫は2002年10月に「東都中央信用金庫」と「東京産業信用金庫」が合併したものだが、この活動は、東京産業信用金庫時代から引き続き実施しているものである。
1989年から品川区が実施している学校給食配食サービスにボランティア活動の一環として参加している。
この背景には、当時の東京産業信用金庫理事長が品川区社会福祉協議会会長であったことから福祉への関心が高かったことなどがある。
あえて職員ボランティア研修や支援事業を実施していないが、この活動を通して、ボランティア活動の意義等を体得した職員が、退職後もボランティア活動を実施するなどの動きがあるなど、職員のボランティア意識の喚起という成果が見られる。
地域密着型の企業ぐるみのボランティア活動であるが、営業活動とは一線を画している。そのため、配食サービスの受益者は配達者が信用金庫の職員であることを知らないケースも多い。
地域密着型の信用金庫の特性を生かした奉仕活動として、高く評価されている。今後も地域社会の一員として自然体で取り組む意向である。
当初は女性職員も参加していたが、業務遂行の人員上の問題などにより、男性職員のみの参加となっている。
生涯学習政策局社会教育課
-- 登録:平成21年以前 --