公立小中学校トイレの洋便器率は68.3%となっております。各家庭における洋式トイレの普及状況、あるいはバリアフリー化、防災機能の強化などの観点からも、今後はトイレの洋式化が進められるものと考えています。
しかしながら、
1.駅や高速道路のトイレなど公共施設において和便器の使用が一定程度ある中で、教育上の観点から一部は和式トイレを残す必要がある。
2.衛生面から便座に触れる洋式を望まない児童生徒も一定数いる。
とした学校設置者も見られます。
文部科学省としては、各学校設置者の整備方針に応じ、引き続き必要な予算の確保に努め、喫緊の課題である老朽化対策とともに、トイレ改修も含めた公立学校施設の教育環境の改善に取り組んでまいります。
<参考>
公立学校施設のトイレ改修に関する支援制度(PDF:63KB)
大臣官房文教施設企画・防災部施設助成課
調査係
電話番号:03-5253-4111(代表) (内線2078、2051)