ウ.幼小接続の円滑な実施を図るためのカリキュラムの在り方に関する調査研究

 幼児教育は、小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながるものであり、幼児教育と小学校における教育は、それぞれの段階における役割と責任を果たしつつ、子供の発達や学びの連続性を保障するために、両者が円滑に接続し、教育の連続性、一貫性を確保し、子供に対して体系的な教育が組織的に行われることが極めて重要である。中央教育審議会において、幼稚園の教育課程の基準等の在り方が検討される中、幼小接続を始めとした発達の段階や成長過程のつながりが重要な観点となっており、正に、前の学校段階での教育が次の段階で生かされるよう、学びの連続性を確保することが今後引き続き重視されることとなる。幼児教育と小学校教育との円滑な接続が行われるため、あるべき接続期における教育課程の編成や指導計画作成上の留意点(特に、幼児教育における小学校接続に向けたカリキュラムの観点から)、接続期における幼稚園、保育所、認定こども園及び小学校の教員等の望ましい指導のへの関わりなどについて、現状の中央教育審議会における幼小接続の議論を踏まえながら、幼小接続の円滑な実施を図るためのカリキュラムの在り方について、実証的な研究を行い、その成果をまとめる。

委託先

国立大学法人神戸大学

委託期間

契約締結日~平成29年3月31日

報告書

幼児期において育みたい資質・能力を支え指導方法と評価に関する研究ー幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の観点から―

研究の成果と今後の課題等(79~97ページ)  (PDF:744KB) PDF
※98ページ以降の「実践記録(抜粋)」及び本報告書附属CD-ROMについては委託先である国立大学法人神戸大学へお問合せください。

お問合せ先

初等中等教育局幼児教育課

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