夜間中学の設置・充実に向けて【手引】(第3次改訂版)

改訂の趣旨

 文部科学省では、自治体における夜間中学の設置に向けた検討に資するよう、また、既設の夜間中学の教育機会や内容の更なる充実を図るため、「夜間中学の設置・充実に向けて(手引)」を作成しています。
 前回改訂(平成30年7月)から4年が経過し、この間、令和2年国勢調査の結果が明らかになったことや、都道府県立夜間中学の設置など夜間中学を巡る状況にも変化が生じ、設置に向けた工夫事例も蓄積されたことから、この度、3回目の改訂を行いました。

主な改訂内容

1. 令和2年国勢調査の結果

未就学者約9万4千人、最終卒業学校が小学校の者約80万4千人について、全都道府県別、指定都市別及び市町村別の人数を掲載。

2. 不登校となっている学齢生徒の受入れ

不登校施策の一環として夜間中学の活用を推進するため、不登校学齢生徒の受け入れ方法をより明確化するとともに、不登校特例校を併設している場合の教育課程の工夫事例を紹介。

3. 広報の充実

夜間中学の認知度を高めるための工夫として、自治体庁舎内のほか、就労・国際・福祉・医療関係施設、交通機関など、チラシの設置やポスターの掲示場所を例示するとともに、文部科学省において新たに作成したポスター、フライヤー、パンフレットの関連リンク先を紹介。

4. 夜間中学設置までのスケジュール例

自治体の設置に向けた検討に資するよう、開校までの準備や取組に係る具体的なスケジュールを紹介。

お問合せ先

初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。
Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。

(初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室)