平成23年度の取組について

■学校運営改善に係る調査研究事業等

教員の勤務負担軽減等の取組事業
 学校が組織として様々な課題に対処していくことが求められており、校長のリーダーシップの下、教職員の役割分担の明確化などを通じて業務を効率化するなど、組織的・機動的な学校運営を実践していくことが一層重要となっています。
 このため、組織的・機動的な学校の組織運営体制の実現や、学校業務の負担を軽減するための実践研究を、教育委員会に委託して実施しています。
学校運営の改善の在り方に関する調査研究委託事業
 学校運営をより効果的・効率的なものとするとともに学校の自主性・自律性を高め、保護者や地域に開かれ、信頼される学校づくりを進めていくため、以下の研究課題について調査研究を研究機関等に委託して実施しています。
  A.地域と連携した学校運営改善に関する調査研究
  B.コミュニティ・スクールの推進に関する教育委員会及び学校における取組の成果検証に係る調査研究
  C.学校経営と学校評価を一体化させたマネジメント支援システムの研究開発
  D.教員の勤務負担軽減を図るための教育委員会の取組の成果検証に係る調査研究
  E.震災時における学校対応の在り方に関する調査研究
  F.学校の運営組織と学力の相関関係に関する調査研究
  G.学校の現状と課題を踏まえた学校の改善策の実施に対する教育委員会の支援に関する調査研究

■その他の取組

文部科学省が行う調査の見直しについて

 文部科学省では、学校を対象に実施している調査文書等に関する事務負担の軽減に取り組み、調査の統合・一括化、調査頻度の見直しや調査方法の改善を図ることとしています。また、翌年度に実施する調査の年間計画を作成し通知しています。
(平成24年3月30日付通知)

都道府県・市町村教育委員会における学校の負担軽減のための取組状況について

 文部科学省では、教員が子どもと向き合う時間を確保するため、学校を対象として行う調査の見直しを行うなど、学校の負担軽減のための取組を進めています。平成23年度間に各都道府県・市町村教育委員会において行われた取組状況は以下の通りです。

  教員の勤務負担軽減に関する教育委員会における取組事例

学校マネジメントフォーラム等の開催

震災対応を通じて考える地域とともにある学校づくりフォーラム~平素からの学校と地域の関係づくりが子どもたちを守り、地域を守ることにつながる~について
 文部科学省では、平成24年2月24日に「震災対応を通じて考える地域とともにある学校づくりフォーラム」を開催しました。
 「防災教育を通じて考える地域づくり」をテーマとした群馬大学大学院の片田敏孝教授による基調講演や、震災時における被災地の学校運営に関する文部科学省の委託研究の成果発表などを踏まえて平素からの学校と地域の関係づくりが子どもたちを守り地域を守ることにつながるとの課題意識のもとで、学校と地域コミュニティとの協働による学校と地域の防災機能等の強化や、地域とともにある学校づくりと学校を拠点とした地域づくりなど今後の学校運営の在り方についてパネルディスカッションにより議論を深めました。
「地域とともにある学校づくり」推進協議会

お問合せ先

初等中等教育局 参事官(学校運営支援担当)付

電話番号:03-5253-4111(代表) 内線3704

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(初等中等教育局 参事官(学校運営支援担当)付)

-- 登録:平成23年06月 --