都道府県名 静岡県
推進地域名 富士市
学校名 | 富士市立吉原商業高等学校 |
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設置大学科 | 商業科 |
設置小学科 | |
生徒数 | 689名 |
所在地 | 静岡県富士市比奈1654番地 電話 0545-34-1024 |
学校名 | 富士市立岳陽中学校 11,12組(特殊学級) |
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生徒数 | 20名 |
所在地 | 富士市伝法630 電話 0545-71-7955 |
学校名 | 富士宮市立白糸小学校 |
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生徒数 | 20名 |
所在地 | 富士宮市原1115 電話 0544-54-0044 |
学校名 | 富士宮市立井之頭小学校 |
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生徒数 | 61名 |
所在地 | 富士宮市井之頭168 電話 0544-52-0004 |
商店街店主を中心に作られたNPO法人東海道吉原宿との連携で、吉原商店街に常設店舗(「吉商本舗」)を設置し、販売活動を行うことにより地域との交流を推進した。
常設店舗をさらに発展し、地域との連携を深めた。老人医療福祉施設、放課後児童クラブ、朝市などで定期的な出店を行い、地域や社会に貢献する店舗として定着した。
氏名 | 所属・職名 |
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佐野 荘一 | NPO東海道吉原宿 代表理事 |
木村 光亮 | NPO東海道吉原宿 理事 |
三浦 大輔 | NPO東海道吉原宿 事務局長 |
田中 順 | 富士市立岳陽中学校 教論 |
土屋 香織 | 富士市立岳陽中学校 教論 |
井上 誠 | 富士宮市立白糸小学校 校長 |
櫻井 啓雅 | 富士宮市立井之頭小学校 校長 |
飯塚 和子 | 富士市立吉原商業高等学校 校長 |
京野 和男 | 富士市立吉原商業高等学校 教頭 |
伊藤 清久 | 富士市立吉原商業高等学校 教論・商業科主任 |
若園 耕平 | 富士市立吉原商業高等学校 教論 |
児玉 小百合 | 富士市立吉原商業高等学校 教論 |
鳥居 寛貴 | 富士市立吉原商業高等学校 講師 |
推進地域協議会において、活動内容の計画立案を行い、NPO東海道吉原宿と連携を図り活動を行ってきた。主な活動状況は次のとおりである。
地域との連携、地域住民とのふれあいにより地域活性化のための取組を実施した。
また、中国最大の卸売りマーケットである義烏市の市場より雑貨、文房具等の買い付け、販売をした。さらに、生徒による自校菜園に取り組み、収穫した野菜は「吉商本舗」で販売した。
地域や民間会社のイベントへの参加、老人施設での定期的な訪問販売を実施した。
さらに、アフリカ・マラウィへのエイズ孤児支援センター設立のために販売活動や3年生「課題研究」による講座、「販売実習」の実践を行った。
毎月1回定期的に、NPO東海道吉原宿と、運営上の課題、方針の評価及び修正等について、話し合いの機会をもった。
地域との連携、地域住民とのふれあいにより、魅力ある商業高校への理解を図っていく。さらに、実践的・体験的学習を通して、ビジネスの意義や基礎的な知識・技術を学習する。
地元商店街活性化に取り組むNPO法人「東海道・吉原宿」との連携で、常設の駄菓子店『吉商本舗』を経営している。高校生の手作りを売りにせず、「プロとの協働による本物の経営」に挑戦している。
具体的な活動事例は次のとおりである。
主に部活動で活動している。また、3年生の「課題研究」による販売実習の体験学習の場として利用している。
吉商本舗の集客力が高まるにつれて、生徒と地域商店街との交流が自然発生的に生まれた。さらに、商店街でインターンシップを実施することにより、生徒の中に地域社会に貢献しようとする気持ちがより深まった。
生徒は、地域商店街との連携・交流、販売を通して、働くことの喜びを実感するとともに、コミュニケーション能力や経営能力、生きる力が身に付いた。
地域の方々が吉原商業高校に注目し、「地域社会全体で生徒達を教育する」環境が整ったことも大きな成果であった。地域社会づくりにも一役買っているとの実感を得ることができた。