平成17年度・18年度専門高校と小・中学校との連携推進事業報告書の概要

都道府県名 新潟県
推進地域名 南魚沼市塩沢

○研究テーマ及び研究において特に重点を置いたところ

(研究テーマ)

  • 専門高校と中学校が連携して、中学生に「国際感覚」や「ビジネスマナー感覚」を含めての面接指導を通して、専門高校への興味・関心を向上させ、専門高校への理解を深めさせる。

(重点を置いたところ)

  • 協議会等を通して、中学校・高校の相互理解と連携を深める。
  • 中学校との連携により、生徒が興味関心を持てる講座を設定する。
  • 体験を通して、ビジネスに関する興味関心を高めさせ、商業高校への興味関心を高める。
  • 高校生による中学生への指導を通して、高校生自身の意欲の向上やリーダーシップを育てる。

○活動の成果

 地域の小・中学校に専門学校が貢献するために、専門高校の持つ人材、設備を有効活用した活動ができた。小・中学生が真剣に授業に取り組んでもらったことから、工業や商業の分野に興味・関心を引き付けた授業内容ができた。
 指導については教諭主体、生徒援助だけにとどまらず、生徒主体の指導を行うができ、生徒のリーダーシップ発揮や学習意欲の向上に役立った。また、「ものづくり」、「国際感覚」、「ビジネスマナー」を学ぶ専門高校の先輩として、小・中学生に模範となる高校生像を例示することができた。

○今後の課題及びこれから取り組み

 2年間の活動を継続してほしいと小・中学校からの要請がきている。連携学校との打ち合わせを早期に行って、テーマを検討したい。小・中学校との連携を貴重な体験として、今後も専門高校の活性化に結び付けたい。

○その他

 特になし