平成17年度 専門高校等における「日本版デュアルシステム」推進地域の調査研究内容(新規指定地域分)

推進地域
(学校名)
調査研究内容等
宮城県 栗原地域
(宮城県一迫(いちはさま)商業高等学校)
地域産業界と連携をとりながら共同で将来有為な人材を育成
(特徴)
地元商工会等と連携し、企業実習を通して、地域に密着したデュアルシステムの研究開発を行う。
ビジネス教育の新しい観点である「起業」について地域産業界と連携をとりながら、生徒の体験、長期企業実習を可能にするシステムの構築を探る。
研究2年次以降に、3年生が30~40日の企業実習を予定。
福島県 猪苗代地域
(福島県猪苗代(いなわしろ)高等学校)
地域観光関連企業・団体と連携し、国際観光科において、地元の観光産業に貢献する将来のスペシャリストの育成
(特徴)
国際観光科と地元の観光関連企業との連携協力体制の強化により、地元観光業界関係者による講義の導入、ホテルや旅館における実習等の実施。
観光関係の学校設定科目と企業実習を有機的に結びつけ、企業実習と観光に関する学習の体系化を目指す。
2,3年生で、年3週間程度の企業実習を予定。
山梨県 国中(くになか)地域
(山梨県立農林高等学校)
農業関連及び地域産業の実態と特徴を生かした日本版デュアルシステムの実施のための研究
(特徴)
造園緑地科と造園建設業協会、造園関連企業との連携や、環境土木科と土木関連産業、県建設業協会との連携による長期企業実習の実施。
造園緑地科、環境土木科の学科の特徴を生かしたカリキュラムの編成による実施。
3年生で、約半年間週1回の企業実習を予定。
高知県 高知地域
(高知県立伊野商業高等学校)
地域産業界に貢献できる人づくりを目指し、国際観光科を基盤とした高知版デュアルシステムの取組
(特徴)
国際観光科と観光関連産業等の連携により、地域産業界の活性化を担う人材育成を目指す。
インターンシップで築いた企業との連携を生かした長期企業実習の実施。
研究2年次、3年次にそれぞれ、14~20日、12~14日程度の企業実習を予定。
熊本県 熊本地域
(熊本県立熊本工業高等学校)
「デュアルの日」を通じた取組により、地元企業に貢献できる人材育成と学校の活性化を図る
(特徴)
各学年ごとの「デュアルの日」の設定により、3年間を通した現場体験、見学、実習や外部講師による授業等により実践的な建築技術の習得を図る。
建築科と建設業界の連携を図り、協同で人材を育成するためのパートナーシップの確立を目指す。
2年生で20日間の企業実習を予定。


 

-- 登録:平成21年以前 --