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令和7年1月より、こども家庭庁及び文部科学省共同で「いじめの重大化要因等の分析・検討会議」を開催し、「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」、「いじめの重大化を防ぐための研修用事例集」を取りまとめましたので、公表いたします。(同時発表:こども家庭庁) |
いじめの重大事態の発生件数が過去最多となるなど、極めて憂慮すべき状況であることを受けて、令和6年11月の 「いじめ防止対策に関する関係省庁連絡会議」で、「いじめ防止対策の更なる強化について」が取りまとめられました。その中で、重大事態調査報告書を活用したいじめの質的分析のための専門家会議の新設が盛り込まれたことを踏まえて、令和7年1月より、こども家庭庁及び文部科学省共同で、「いじめの重大化要因等の分析・検討会議」を開催してまいりました。
「いじめの重大化要因等の分析・検討会議」において、32の重大事態調査報告書を、(1)いじめの重大化を防ぐための対応、(2)いじめの重大化につながり得る要素・特徴という観点から分析し、得られた留意事項を15項目に整理し、「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」として取りまとめました。また、15項目の留意事項を踏まえ、研修で活用できる「いじめの重大化を防ぐための研修用事例集」を併せて作成しました。
初等中等教育局児童生徒課