「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」及び文部科学大臣メッセージ

不登校・いじめ緊急対策パッケージ

 「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」において、令和4年度の国立、公立、私立の小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千人(過去最多)、うち学校内外で相談を受けていない児童生徒数が約11万4千人(過去最多)、小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数が約68万2千件(過去最多)、うち重大事態の発生件数が923件(過去最多)等の結果が明らかになりました。
 新型コロナウイルス感染症の影響が続き、感染を予防しながらの生活の中、不安や悩みを相談できない子供たちがいる可能性や、子供たちの不安や悩みが従来とは異なる形で現れたり、一人で抱え込んだりする可能性等も考慮し、引き続き、周囲の大人が子供たちのSOSを受け止め、組織的対応を行い、外部の関係機関等とも積極的に連携して対処するなど、きめ細かな対応が求められています。
 こうした状況を踏まえ、政府においては、児童生徒が安心して学ぶことができる、「誰一人取り残されない学びの保障」に向けた取組の緊急強化を図るため、令和5年10月16日に性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議・こどもの性的搾取等に係る対策に関する関係府省連絡会議・誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部を合同で開催し、それを受け、10月17日に「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」を取りまとめました。
 また、文部科学大臣から子供たちや学校関係者に向けたメッセージを発出しています。
 文部科学省では、子供たちが安心して学ぶことができる誰一人取り残されない学びの保障に向けて、子供たちに徹底的に寄り添ってまいります。
 

不登校・いじめ対策 学校現場でどう変わる?

文部科学大臣メッセージ

※YouTubeのメッセージと掲載資料は同様の内容となっております。

参考

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課生徒指導室
電話番号:03-5253-4111

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(初等中等教育局児童生徒課生徒指導室)