学ぶことの意味がわかった3日間

 期間中の3日間、自然の家周辺の教材を使って体験学習を行いました。学級担任の先生と話し合い、各学校のカリキュラムに合った自然体験学習を展開しました。


「妙高火山」「森の手入れと炭焼き」「星座観察」(理科)「妙高アドベンチャー」(特別活動)

 「妙高火山」では、ダイナミックな火砕流あとや温泉の源泉の観察で、地球が生きていることを実感しました。
 体を通して学ぶ、自然の中から問いを見つけることは、学ぶことの意味を教えてくれます。
 「炭焼き」では、森林管理署の方の指導のもと、実際に森の手入れを行い、その伐採した木を使って炭を作りました。普段慣れない山仕事は疲れます。汗を流して働き、勤労の大変さがわかりました。しかし、きれいになっていく森は充実感を与えてくれます。また、間伐材を無駄にしない昔ながらの炭つくりは、先人たちの知恵の素晴らしさに気づかせてくれました。
 このように本物の教材を使った体験学習は、児童の興味・関心や学習意欲を高めることにつながりました。

History

 妙高フレンドキャンプの立ち上げは平成9年にさかのぼることができます。当時の国立妙高少年自然の家の主催事業として、旧妙高村の大鹿小学校の全児童が「宿泊学習会」を行いました。その後、参加学校数や運営方法を変えながら「通学型合宿」が実施され、平成18年度に5校による「学社融合型の長期宿泊体験活動」が行われました。
 そして平成19年度は、通学を行わず、期間中すべて自然体験学習を行うプログラムへと変わりました。さらに平成20年度は、これまでの5校から妙高市内の全小学校13校へと拡大する予定です。

平成18年度 通学プラス自然体験学習

平成19年度 自然体験学習

平成20年度 市内全小学校へ拡大

-- 登録:平成21年以前 --