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中学校時代の生活については,82.4%の者が「楽しかった」「まあ楽しかった」と感じているが,授業については,「むずかしかった」と思っていた者が20.2%,「少しむずかしかった」と思っていた者が34.5%となっている。
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中学校の進路指導への要望は,「高校の生活や勉強についてもっと教えてほしい」が最も多く,29.0%,続いて「将来の職業についてもっと教えてほしい」26.5%,「自分の入学したい学校を受けさせてほしい」24.7%,「将来の生き方についてもっと教えてほしい」20.6%などとなっている(複数回答)。
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高等学校での生活は,56.5%の者が「楽しかった」「まあ楽しかった」と感じているが,授業については,「むずかしかった」と思っていた者が35.1%,「少しむずかしかった」と思っていた者が30.6%となっている。
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30.1%の者が進級できなかったこと(原級留置)があると答えており,この中で原級留置が中途退学の原因になっていると回答した者は73.4%に上る。
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中途退学した理由については,学校生活・学業不適応が32.5%,その他が18.5%,進路変更が18.2%,問題行動等が10.6%となっている。
その他の割合がかなり高くなっており,その中には「やりたい職業があったから」,「留年したから」など進路変更や学業不振に分類されるものが含まれている。
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中途退学時の具体的な状況については,進路の変更をしたいと「とても思っていた」「ある程度思っていた」者は52.7%,授業についていけないと「とても思っていた」「ある程度思っていた」者は49.0%,高等学校の生活が合わないと「とても思っていた」「ある程度思っていた」者は57.2%,勉強がきらいだと「とても思っていた」「ある程度思っていた」者は57.4%であった。
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高等学校への希望としては,「社会にでてから役立つようなことを教えてほしい」が42.6%で最も多く,続いて「もっと学校の規則やきまりをゆるやかにしてほしい」33.8%,「もっと興味のもてる教科・科目を設けてほしい」28.5%となっている(複数回答)。
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現在の状況については,「仕事をしていて学校へは行っていない者」が65.7%,「学校に行っている者」が11.7%,「仕事をしながら学校に行っている者」が9.3%,「仕事もしていないし,学校へも行っていない者」が11.5%となっている。
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「学校に行っている者」と「仕事をしながら学校に行っている者」(合わせて21.0%)のうち,64.4%が高等学校に在籍しており,24.9%が専修・各種学校に在籍している。
また,「仕事をしていて学校へはいっていない者」と「仕事もしていないし,学校へも行っていない者」(合わせて77.2%)のうち,29.3%の者が将来の就学希望を持っている。 |