令和6年度以降からの教員資格認定試験について

 令和6年度以降の教員資格認定試験については、下記の通り実施予定であることをお知らせします。
 なお、試験の詳細等は、今後、受験案内にてお知らせします。(教職員支援機構Webサイト(※別ウィンドウで開きます)に掲載します)

1.高等学校(情報)教員資格認定試験の再開

 令和6年度以降、高等学校(情報)教員資格認定試験を再開する。合格者は教育職員免許法第16条の規定により、高等学校教諭一種免許状(情報)の授与を受けることができる。

(1)受験資格
 本試験を受けることができる者は、平成14年4月1日までに出生し、高等学校を卒業した者、その他大学(短期大学及び文部科学大臣の指定する教員養成機関を含む。)に入学する資格を有する者で、別に文部科学大臣が定める資格を有するもの[1]とする。

(2)試験の実施方法

 a. 第1次試験

区分

内容

方法

教科及び教職に関する科目( I )

教職専門科目に関する内容
 教育職員免許法施行規則第5条第1項表における「教育の基礎的理解に関する科目」及び「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」に関する専門的事項並びに高等学校「情報」に関する事項

筆記試験
:マークシート方式
(択一式とする。)

教科及び教職に関する科目( II )

教職への理解及び意欲、生徒理解、実践的指導力等、高等学校教員として必要な能力等の全般に関する事項

筆記試験
(論述式とする。)

 b. 第2次試験

内容

方法

教職への理解及び意欲、高等学校(情報)教員として必要な実践的指導力に関する事項

指導案作成、模擬授業、口頭試問(個別面接)等


[1] 今後「令和6年度高等学校教員資格認定試験実施要領」を策定し、その中で「応用情報技術者試験合格者又はそれと同等以上の能力を有すると認められる者」と定める予定


(3)試験科目の一部免除について
 次に掲げる試験科目については、本人の申請に基づき、その試験科目の全部を免除するものとする。

試験科目

免除事由

教科及び教職に関する科目( II )

 高等学校教諭の普通免許状を有し、高等学校等における教員として良好な勤務成績で3年以上勤務した者

2.令和6年度小学校教員資格認定試験の一部科目の免除について

 次に掲げる試験科目については、本人の申請に基づき、その試験科目の全部を免除するものとする。

 a. 第1次試験

試験科目

免除事由

教科及び教職に関する科目( I )

 幼稚園、中学校又は高等学校教諭の普通免許状を有し、学校等における教員として良好な勤務成績で3年以上勤務した者

教科及び教職に関する科目( III )

 中学校又は高等学校教諭の普通免許状を有し、学校等における教員として良好な勤務成績で3年以上勤務した者

3.教員資格認定試験実施日の早期化について

 令和6年度試験については、例年より1か月程度早い実施とする。

(1)実施日(予定)  

 a. 幼稚園
  試験実施日:令和6年6月16日(日曜日)9時00分~13時10分
  最終合格発表:令和6年8月26日(月曜日)

 b. 小学校
  第1次試験実施日:令和6年6月16日(日曜日)9時00分~17時10分
  第2次試験実施日:令和6年9月28日(土曜日)
  1次合格発表:令和6年8月28日(水曜日)
  最終合格発表:令和6年11月20日(水曜日)

 c. 高等学校(情報)
  第1次試験実施日:令和6年6月16日(日曜日)9時00分~11時40分
  第2次試験実施日:令和6年9月29日(日曜日)
  1次合格発表:令和6年8月28日(水曜日)
  最終合格発表:令和6年11月20日(水曜日)

(総合教育政策局教育人材政策課)