理科は、自然の事物・現象に親しむなど具体的な体験を通して子どもの身体的な技能や豊かな心情を育むとともに、科学的な見方や考え方の育成を図ることを目指しています。理科学習において、「観察,実験」は極めて重要な活動です。観察,実験は、児童が目的を明確にもち、その結果を表やグラフなどに整理して考察することで、はじめて意図的、目的的な活動となり、意味や価値をもつものとなります。こうした観察,実験を充実するためには、教員の理科の指導力を向上させることが求められています。 そこで、本手引きでは、観察,実験に関する基本的な内容を解説し、観察,実験の装置や器具の使用法、実験の注意点等をまとめています。本手引きを積極的に活用され、観察,実験などのより一層の充実を図ってほしいものです。 |
初等中等教育局教育課程課教育課程第2係
-- 登録:平成23年04月 --