学習指導要領「生きる力」

改訂の基本的な考え方

○ 教育基本法の改正等で明確になった教育理念を踏まえて教育内容を見直します

<教育の目標に新たに規定された内容>

  • 能力の伸長、創造性、職業との関連を重視
  • 公共の精神、社会の形成に参画する態度
  • 生命や自然の尊重、環境の保全
  • 伝統と文化の尊重、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し、他国を尊重、国際社会の平和と発展に寄与

○学力の重要な3つの要素を育成します

● 基礎的な知識・技能をしっかりと身に付けさせます
● 知識・技能を活用し、自ら考え、判断し、表現する力をはぐくみます
● 学習に取り組む意欲を養います

○道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や健やかな体を育成します

「ゆとり」か「詰め込み」かではなく、基礎的・基本的な知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成との両方が必要です

【基礎的・基本的な知識・技能の習得の重視】
● 社会の変化や科学技術の進展等に伴い子どもたちに指導することが必要な知識・技能について、しっかりと教えます
● つまずきやすい内容の確実な習得を図るための繰り返し学習を行います

【思考力・判断力・表現力等の育成の重視】
● 各教科等の指導の中で、観察・実験やレポートの作成など、知識・技能を活用する学習活動を充実します
● 教科等を横断した課題解決的な学習や探究的な活動を充実します

それぞれの力をバランスよくのばしていくために、教科書等の授業時数を増加し、教育内容を改善します

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課

-- 登録:平成23年02月 --